みいわんひひーん

猫7匹 犬1匹、大人3人の世帯。ブログ主は、60代に突入。
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帰省より戻りました

2017-07-04 14:45:57 | 日記

今回の帰省は、母の入院と手術の付き添いの為でした。
元々の病巣の治療ではなく、生活の質を落とさないよう
大きくなった喉の腫瘍を切除していただいたのです。

 

入院当日、病院の前に名前の知らない花が咲いていて
何気に撮ってみました (お花に願掛けしました
 

 

2年前にも、同じ手術を日帰りで経験しています。
今回は、手術前後で3日程入院の予定をとりましたが、
手術が順調だったのと、環境の変化による混乱を最小限にするべく
手術当日には退院と相成りました。(母は認知症も患っています)

 

母は、おトイレの後など、自分の病室がわからなくなって
他の病室を覗いたり、ウロウロしてしまいます。
看護師さんが、病室の前に目立つボンボンを下げてくださいました



日中、一緒に何度もボンボンの練習して大丈夫だと思ったのですが、
手術前泊の夜中に、混乱してしまったらしいのです。
自分の家では問題ありませんが、環境の変化に対応できなかったようです。
薄暗い階段で転がったら、生活の質どころか、取り返しがつきません。
生活のリズムを壊さない為にも退院が良いでしょう、というご判断と共に、
先生のご手腕にも感謝です。

 

退院後も順調に過ごすことが出来ました。
あさってには福島の姉が、術後診察の付き添いの為帰省します。

 

入院中の母は、時折自分の手を感慨深げに見ていました。
頑張ってきた証の手です。

 

左右の手の指に違いがあるというので写真を撮って見たのですが・・・

左手は第二関節のてっぺんにシワが残ってる。
右手は、何かを掴んだり握ったりで、いっそう使ったから
関節の上の皮膚が硬く伸びているんだそう。

 

言われて見ると・・つるんと丸くなってるような・・。
関節もそうだけど、手全体がごっついわ。。
確かに母は、人一倍仕事をしてきた人でした。

 

母と私は昔からあまり合わなくて、よく衝突していました。
18年しか一緒に暮らさなかったけれど、元々相性が良くなかった上に、
母の価値観やモラルに、非難的な気持ちを持っていたのです。
母は母で、そんな私に手を焼いていたことでしょう。 
 

今、こうして穏やかに過ごせる事は、過去への贖罪にも似ています。
過去どころか・・今でも、、

 

ブルゾンせぴあ
ズンズンズズッンズン・・ッ、ズンズンズズッンズン・・ッ

病気がさせているんだとわかっていても、つい、
「これ言うの、もう15回目だよ〜〜〜」とか言ってしまって
母親をいや〜な気持ちにさせている?

・・・ダメウーマン

 

そうなんです、今も日々こんなです。 これが火種となって、
勝気な上、病識を認められない母は終いには怒りだしたりします。

過去ではなく、今こそが大切ですね・・
 

体のあちらこちらに病巣を抱えてはいますが、今のところ悪さをせず、
食欲も体力もある母は、傷の治りもかなりはやいです。
とても順調で良かったです。 

 

ちなみに、あの骨太な母の手は、私が受け継いでおりまして  
母には内緒だけど、長年のコンプレックスのひとつなのであります・・