セロ弾きのゴーシュ  

    ~思い出はゆりかご~

ユーミンの【14番目の月】60代になって聴くとまた違って聴こえる

2018-09-23 07:23:38 | CD・音楽

おはようございます。

松任谷由実さんがまだ荒井由実さんだった頃(結婚前)に出したアルバムは全部で4枚。

その4枚を私は18歳から24歳で結婚するまでテープが擦り切れるくらい聴いていました。

あの頃はラジカセにカセットテープの時代で、CDではありませんでした。

ユーミンは私が短大の時に、人生で初めてコンサートに行った歌手の方です。

舞台で歌っているユーミンと目が合った気がして、すごく感動したのを今もよく覚えています。(笑)

  

主人が残してくれたCDライブラリーから、久々に出して聴いたアルバム【14番目の月】

アルバムのタイトルにもなっている【14番目の月】の歌詞のさび部分に

つぎの夜から欠ける満月より

14番目の月がいちばん好き

というフレーズがあって、当時はこの感性が凄いな!と。。。。

60代になって聴いても、この曲は大好きです。

  ◆

久々に、このアルバムを聴いて【何もなかったように】という歌に今回ハッ!としました。

ユーミンが愛犬のシェパードが死んだ時に歌った歌です。

人は失くしたものを胸に

美しく刻めるから

いつもいつも

何もなかったように明日をむかえる

というフレーズがあって、若い頃に聴いた時とは全然違う響き方。

主人を亡くしてしまったせいかもしれませんが、心にグッ!ときました。

残された者は結局、そういう風にして生きていくしかないものね。。。

ユーミンってやっぱり凄いです。

  ◆

最後に入っている【晩夏】~ひとりの季節~という曲の歌詞の中に、こんなフレーズがあります。

空色は水色に 茜は紅に

やがて来る淋しい季節が恋人なの

藍色は群青に 薄暮は紫に

ふるさとは深いしじまに輝きだす

美大を卒業したユーミンらしい色の表現が素敵だな~と思いました。

ユーミンの歌って、それぞれの季節や朝昼晩の空気感や匂いまで、お洒落に伝わってくるのがいいですね~♪

ユーミンのアルバムをもう一度、初めから聴き直そう!と思う今日この頃です。


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