おはようございます。
松任谷由実さんがまだ荒井由実さんだった頃(結婚前)に出したアルバムは全部で4枚。
その4枚を私は18歳から24歳で結婚するまでテープが擦り切れるくらい聴いていました。
あの頃はラジカセにカセットテープの時代で、CDではありませんでした。
ユーミンは私が短大の時に、人生で初めてコンサートに行った歌手の方です。
舞台で歌っているユーミンと目が合った気がして、すごく感動したのを今もよく覚えています。(笑)
主人が残してくれたCDライブラリーから、久々に出して聴いたアルバム【14番目の月】
アルバムのタイトルにもなっている【14番目の月】の歌詞のさび部分に
つぎの夜から欠ける満月より
14番目の月がいちばん好き
というフレーズがあって、当時はこの感性が凄いな!と。。。。
60代になって聴いても、この曲は大好きです。
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久々に、このアルバムを聴いて【何もなかったように】という歌に今回ハッ!としました。
ユーミンが愛犬のシェパードが死んだ時に歌った歌です。
人は失くしたものを胸に
美しく刻めるから
いつもいつも
何もなかったように明日をむかえる
というフレーズがあって、若い頃に聴いた時とは全然違う響き方。
主人を亡くしてしまったせいかもしれませんが、心にグッ!ときました。
残された者は結局、そういう風にして生きていくしかないものね。。。
ユーミンってやっぱり凄いです。
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最後に入っている【晩夏】~ひとりの季節~という曲の歌詞の中に、こんなフレーズがあります。
空色は水色に 茜は紅に
やがて来る淋しい季節が恋人なの
藍色は群青に 薄暮は紫に
ふるさとは深いしじまに輝きだす
美大を卒業したユーミンらしい色の表現が素敵だな~と思いました。
ユーミンの歌って、それぞれの季節や朝昼晩の空気感や匂いまで、お洒落に伝わってくるのがいいですね~♪
ユーミンのアルバムをもう一度、初めから聴き直そう!と思う今日この頃です。