年老いた母が
一人暮らす家。
築30年
父は次男で
借家住まいから
お金を貯めて
一軒の
古い家を買い
又、お金を貯めて
建て増しをして
又、お金を貯めて
新築の家に
建て替えた。
新築に建て替えたのが
30年前だ。
私は
結婚していたから
新築の家には住んでいない。
ま、それは
どうでもよろしい事だけど、
8年位前に
少し
リフォームした。
が、
大々的な
リフォームでないので
住むのに魅力ある
物件ではない。
昨今の
事情でいくと
建物の価値は無い。
そんなところだろう。
母が
悔やんで言う
壊れかけた
家の
色んな所が気になって眠れない。
ガタガタ音がすると
心臓がドキドキする。
なんて
そこまで言う?
私たち
子どもは
困っている。
大金を入れて
メンテナンスするには
この家に価値がなく
母の気になる所は
家の
屋台骨を揺るがすような
問題ではない。
グズグズ
言う
私を見ていた夫
お盆休みを
利用して
傷んだ所の撤去したり
再利用の為に
鉄板を切って
危なげないようにしたり
不必要な物は捨てやすいように
コンパクトにして、、、
はあ
疲れた
夫の下手間を
気遣いながら
する。
年老いた
親の
介護は
ただ、
身体の面倒だけでなくて
年寄りの
気持ちに寄り添うとなると
家直しまで?
これで、
母は納得してくれるか?
それは
多いに疑問だ。
と
私たちは思っている。
母は
やっと
心配がなくなって
くつろいだ
そう、
言っているが、
きっと
違う
気になる事を
言い出すよ。
う〜ん。