ねこじゃらし

いきもの・いけ花・園芸・額装・食べ歩き・お散歩・・・趣味の記録 

090407 東京国立博物館  ギョイコウ 桜4

2009-04-13 23:37:08 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など
灌水当番のお昼に抜け出して大急ぎで上野へ行ってみた

東京中の人が集結したかと思うほどの人出
上野公園桜マップ というのを配っている
50種類もの桜がリストアップされ 地図にその位置が記されている

以前にも行った
いま期間限定で特別公開されている東京国立博物館のお庭にて
まずはいろいろ見てみよう

マップ№26 ギョイコウ(御衣黄)Prunus 'Gioiko'
 
この写真は逆光で白っぽくなっているけれど・・・
薄い黄色~緑色の桜です 
東博のお庭では 奥の応挙館近くに1本ある

シーボルトが持ち帰った江戸時代の標本も現存するという古い栽培品種
品種名は花色を貴人の衣服に見立てたもの
同盟の小輪品種も出回っている
似た色のものに’ウコン’’スマウラフゲンゾウ’がある
参考:大原隆明著 サクラハンドブック 文一総合出版 2009

博物館のこの樹、
4日には開花は2房だったのが 7日には見事に全枝で開花していた。
でも、幹が傾き かなり老化しているように見受けられる。
枝先1~2mのところ、6箇所程に拳大のビニールが巻いていある。
想像するに、とり木の準備をされているのではないだろうか。
うまくそこから発根すれば、子どもの木(というかクローン)を得ることができる。
そうして更新できればこの珍しい美しい樹も、さらに第二の命を生きることができるというものだ。


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