「1才からのピアノ・レッスン」~21世紀の新しい音楽教室のために~
遠藤蓉子著 サーベル社
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私、遠藤蓉子先生のテキストが好きで、ソルフェージュクラスの生徒さんに「ふよみワークブック①~③」を使っています!!
遠藤先生の書籍を少しずつ読んで行こう!と思い、まずはこの本を手に取りました。
1才児のレッスンは、ピアノに触れる事よりも、大きくなってピアノのレッスンがスムーズにできる様にする為に、集中力を養う事、指先を鍛える事、図形や色の違いを見分ける力をつける事、リズム力をつける事。
絵本をたくさん読み聞かせ、言葉を覚える事。
まずは、こういった事をしてあげる様に!
「言葉と身体の発達のためのプログラム」を考えてあげる事が大事である。
レッスンでは、動と静を混ぜて進めて行く事等が書かれていました。
「動と静」はリトミック研究センターでも取り入れています!
「動」は、ダルクローズの音楽教育法、「静」はモンテッソリーの教育法。
「動」で音楽に合わせて体を動かし、リズム力を養う、「静」でクレヨン等を使い絵を書いたり、指先を使う事で、集中力を養う。
今すぐにではなく、ピアノに移行した時に、楽譜がすぐに読めるように、ピアノがすぐに弾けるようになるために、日々、反復しながら、身につけていく!!
小さい子のレッスンでは、正直戸惑ったりする事もありますが、読み終わってから、背中を押してもらえた様な気がしました。
手遊び歌の楽譜をたくさん載っているので、明日から、実践できる1冊でした!