好きな作家である「石持浅海」。この人のミステリをいくつか書いておきたい。
「彼女が追ってくる」
死体の手に握られていたカフスボタン。覚えのない事態に殺した中条夏子は混乱する。
倒叙小説の形式だけれど一味違った展開で読ませるミステリです。
夏子の視点でストーリーが始まり、死体発見のあとはロッジにいる全員のディスカッションから論理的な考察により事件の犯人を考える
メンバーの様子と、夏子の心情をモノローグで現し事態の収拾を図ろうとする各人の思惑が描かれる。肝心なのはカフスボタン。何故そんな物を
姫乃は握っていたのか、理解出来ない夏子はさりげなく会話をリードしてカフスボタンの謎を解き明かそうとする。
気を付けながらその場をリードして混乱させようとする。しかし、ゲストの中にひとり考えが読めない人物が居た。
明かりの点いていたロッジ。時間のあいまいさ。大丈夫逃げ切れる、夏子はそう考えていた。しかし、その後ポケットから出てきた物は・・・。
殺した者と殺された者、その構図が大きく変わるラスト。 重厚なミステリではないですが皮肉なラストまで楽しく読めました。
「彼女が追ってくる」
死体の手に握られていたカフスボタン。覚えのない事態に殺した中条夏子は混乱する。
倒叙小説の形式だけれど一味違った展開で読ませるミステリです。
夏子の視点でストーリーが始まり、死体発見のあとはロッジにいる全員のディスカッションから論理的な考察により事件の犯人を考える
メンバーの様子と、夏子の心情をモノローグで現し事態の収拾を図ろうとする各人の思惑が描かれる。肝心なのはカフスボタン。何故そんな物を
姫乃は握っていたのか、理解出来ない夏子はさりげなく会話をリードしてカフスボタンの謎を解き明かそうとする。
気を付けながらその場をリードして混乱させようとする。しかし、ゲストの中にひとり考えが読めない人物が居た。
明かりの点いていたロッジ。時間のあいまいさ。大丈夫逃げ切れる、夏子はそう考えていた。しかし、その後ポケットから出てきた物は・・・。
殺した者と殺された者、その構図が大きく変わるラスト。 重厚なミステリではないですが皮肉なラストまで楽しく読めました。