このゴシカはあの「シックス・センス」を彷彿とさせる内容でオカルト・ミステリとしてはよく出来た佳作といえます。
ロバート・ダゥニー・Jrなども出ていますが、今の活躍ぶりをみるとこの作品の役柄は少し物足りないところでしよう。
犯罪心理分析官だったミランダが夫殺害容疑で逮捕され収監された女子刑務所精神病棟。そこで治療に当たっていた受刑者と同じ立場になる皮肉。
聞き流していた、悪魔が現れてレイプをするという女囚クロエの言葉。
その言葉がとても重要な意味を持つことに始めミランダは気付かなかったが、不可思議な現象が現れ記憶を失ったミランダは
夫を殺害した犯人とすべての真相がクロエの言葉で繋がっていくことを知る。
ラスト・シーンはあのシックス・センスを思い起こさせるワン・シーンで終わる。
監督 マチュー・カソビッツ
キャスト ハル・ベリー、ロバート・ダゥニー・Jr、ペネロペ・クルス、チャールズ・S・ダットン その他
2003年 97分