先日、サマセット・モーム 氏 による「月と六ペンス」を読み終えました。
先に読んだひろさちや氏による「「善人」のやめ方」という本の中で、仏教の教えとサマセット・モームが著した小説の主題とを関連付けて自説を語っているくだりがありました。
考えてみると、恥ずかしながら私は、モームの著作をキチンと読んだことがありません。というわけで、まずはと思い手にとった本です。
読んでみると、確かに日本流にいうと「世間」との関わり方についてのモームの考えが其処此処に伺われますね。
ただ、そういったモームの思想云々というよりも、登場人物のプロットやストーリー自体に素直に惹き込まれてしまいました。流石です。やはり素晴らしい作品ですね。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。