・年の暮れは寒さと寂しさがやって来る。
99歳で亡くなった義母がいつも言っていた言葉を想い出す。「この歳になって、ともだちがいなくなって、さびしい、さびしい」我々も、この義母の気持ちが良くわかる歳になった。年末になって、、、
「喪中につき、年末年始のご挨拶を失礼させていただきます」のはがきが昨日も、悲しみを知らせてくれた。知人友人がご新親族の方が亡くなられたなど、悲しいお知らせが届く。誰でも、いずれ我が身も辿る道だとは思っていても寂しいお知らせのはがき。
今この身体では遠出も出来ず、電話で、お手紙で、お悔やみを申し上げるだけ。最近は家族葬が多くなり、数か月過ぎ去り、年末になって知ることが多い。特に同い年の友人が亡くなったお知らせは辛い。一日二日なんとなくぼんやり、なにもしたくない。
夏の初めに、涼しくなったら会いましょう、新宿位までなら出られるから、といっていたのに、しばらく電話が無かった親友の訃報はがきが昨日配送された。9月に亡くなっていたとは、二人の共通の友人だった。知らなかったとはいえ、はがきをみて、きのうは驚きと悲しみで日が暮れた。さきほど奥様に電話でお悔やみをもうしあげた、話し中涙が出て声が詰まる、何を言っても悲しみと寂しさ。
「生者必滅 萬物無常」 というけど、、、 合掌
生きているのではない、生かされているのだと思う