
・私の子供のころは外国人と言えば、朝鮮人(韓国人)、中国人ぐらい。話す言葉がすこしぎごちない、見た目が少し違う、それだけですぐ分かったが、知人が多く、特別自分との違いは感じなかった。
・法政大学多摩キャンパスで起こった「事件」の前後、偶然かもしれないが、今朝の朝日新聞の一面特集は「他民社会」で、昨夜のNHKドキュメント72は「多国籍食材店」で故郷の食材を買いに来た異なる外国籍の皆さんなどが報道されていた。
法政大学の事件の事実は明確ではないから何とも言えないが、それなりの原因があるからこの結果があるのではないか。小学校ならともかく大学のキャンパスで起こった、これはなんとしたことか。韓国人学生の言う「いじめられて もやもやしていた・(神奈川新聞)」、我慢しきれなかったのだろ。その結果この行動となったと思えば、何とも言えない、言うべき言葉がない。
政府の統計では『令和6年6月末の在留外国人数は、358万8956人(前年末比で17万7964人増)で、過去最高を更新』と発表されている。両親のどちらかが外国出身の家庭の子弟も多い。去年の訪日外国観光客は3千万人を超えた。いまの日本列島、地方の村でも町でも「がいこくじん」を見かけるのは珍しくない。
私の住む市の広報には、『大和市には88カ国にルーツを持つ8500人(2024年5月末日時点)の外国籍の方が住民登録をしています。 大和市民の約30人に1人が、外国人市民ということになります』とある。事実、この団地にもアジア系の、アフリカ系の家族が住んでいる。
二千年前国境のない時代、日本列島へは大陸から、南方から、北方からも多くの移住者が住み着いていて、原住民の人々と混血を繰り返した結果が「日本人」。日本人の血には異民族の血が流れている。今後時代がさらに50年百年と進めば、ますますこの国に異文化育ちの人々が世界中からやって来る。そして生活を共にするようになる、必ずなるだろう。そして「国際化された日本列島」となると信じている。
今の度の「事件」、今朝の二人の話題になった、思いつくままに、、。