はい、しげのですが?

匿名でないと困ることは書かない。最近は体調不良で投稿めっきり減ったが。

もおっ、「駐輪禁止」だけで、いいんですか?

2013年05月01日 11時51分13秒 | Weblog

蒲田駅西口、駐輪場所がない。
駐輪禁止区域が、駅を中心に広がっている。違反駐輪は、定期的に撤去している。

2時間無料付きの駐輪ラックが、東急線ガードに隣接して設置された。
それはよいことだ。僕もできる限り、そこを利用している。
ただ、絶対数が圧倒的に足りない。

要するに、規則をまじめに守って駐輪場所を探しても、ない。

守れない規則を作る、という姿勢は、僕が最も嫌うものだ。
本音と建前の乖離が起こり、正直者が不利な状況を作る。
わざわざモラルの崩壊を呼び起こしているようなものだ。

 

 

駅前から放置自転車をなくす。それは必須のことだ。だが、それだけが独り歩きしている。
店舗の前にも駐輪禁止のコーンを立て、ロープを張り巡らしている。結局、そのロープの外側に駐輪されている。動線が確保されない状況としては、かえってひどくなっている。

そしておそらく、日々の自転車撤去にかかるコストは莫大だろう。

 

 

根本的な疑問がある。
「なぜ、(例えばユザワヤは)店舗の前に駐輪場所を作らないのか?」
自分の店舗の前に駐輪されなければ、それでいいのだろうか?
自転車で来店する客に聞かれたら、どう対応することにしているのだろう?
ぜひ教えてほしい。

駐輪場所は、基本的に、関係する事業者が責任を持って確保すべきものだと考える。例えば、駅を利用するための駐輪場は、鉄道事業者と行政が責任をもって確保すべきだ。そして、商店街を形成するのであれば、その利用者の駐輪場は、商業者の側で責任もって案内するのが筋だと考える。

もちろん、それができないのであれば、
「駐輪場が確保できないので、自転車を利用しての来店をお断りしています」
と表示すべきなのだ。

 

 

商店街には、それに相応した規模の駐輪場を、地下等に建設すべきだ。
もちろん、そんな経済的な余裕はないだろうから、すぐに可能なことではないだろう。
とりあえずの現実的な対応は何か。

どう考えても、
「それまで駐輪されていた場所にきちんと線を引き、管理された駐輪場にする」
ということにしかならないのではないか。

少し財政に余裕があれば、2時間無料のセルフ清算のラックを設置すれば、よりよい。

 

 

ひとたび場を設けると、管理がたいへんだ、ということはあるだろう。だが、自分の店先の管理は、業務のひとつではないのかな?
現状の、人々のマナーは確かにひどいが、その点については、行政も啓発指導に協力すべきだ。区民や地域の応援を、もっと要請してもいいと思う。

面倒くさい問題を見えないところに押しやってしまっては、腐っていくばかりだ。


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