一昨日の夜、こんな集会に行ってきた。
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えっ?生活保護に警察官OB配置!
~保護行政から住民を遠ざけ、「餓死・孤立死」を増やすことに~
4月6日(金)18:45~ 大田区民プラザ地下小ホール
案内文より
厚生労働省は、2012年3月1日、社会・援護局関係主幹課長会議において、「警察官OB等を福祉事務所に配置することを」積極的に検討するよう指示しました。
この指示に対して、「生活保護問題対策全国会議」と「全国公的扶助研究会」は連名で、3月12日に、「警察官OBの福祉事務所配置支持の撤回を求める要望書」と提出しました。
要望書の内容は、
・警察官OBの福祉事務所配置は社会福祉関係法に違反する
・ますます保護行政から住民を遠ざけ、「餓死・孤立死」を増やす
・不正受給の実態を冷静に見つめることが必要である
・不正受給対策は別の方法によって行うべき(ケースワーカーの増員など)
が骨子となっています。
しかし、生活保護行政を大きく改悪しかねないこの問題が、多くの国民の方々に知らされないまま、全国の自治体で広がろうとしています。
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新聞社として珍しく、独自の良心的報道をする、東京新聞もこの問題を報道している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120407/CK2012040702000107.html
セーフティネット支援対策等事業費補助金において警察官OBを活用する自治体は昨年度すでに74自治体。横浜市は6千万円の予算で19人を配属予定で、すでに4名配置とか。
この問題については、集会報告も含め、今後も取り上げていきたい。