こんなダイコンが今年3本目です
大きいダイコンが採れたと思ってカットしてみると
さらに上の方まで
こんな病気は初めての経験です。
ネットで調べてみると、黒腐病のようです。
タキイ種苗のホームページを見ると
葉と根が侵される。葉では、初め葉縁が黄変し、ついでその周囲の葉脈の維菅束部が黒変し、ついには葉全体の維菅束部に黒変が及ぶ。葉縁の黄変部は時にV字型を呈するが、一定の形を取らないことの方が多い。根では外観的症状は見られないが、透かしてみるとややあめ色を呈し、切断すると導管部が黒変している。病勢が進むと内部が次第に腐敗して黒色を呈し、ついには空洞となるが、軟腐病のように悪臭を発することはない。
発生の仕組みは
原:細菌 ザントモナス キャンペストリス pv. キャンペストリス病原細菌はダイコンのほか、カブ・ハクサイ・キャベツ・カリフラワーなどアブラナ科野菜を侵す。種子伝染および土壌伝染する。乾燥に対する抵抗力が強く、乾燥状態で1年以上生存する。種子上で生存した病原細菌は、発芽時に子葉へ感染し、激しい場合は枯死する。軽度の場合は、上位葉の発病につながる。土壌中の被害作物残さ上で生存した病原細菌は、第一次伝染源として、降雨や潅水時に土粒とともにはね上げられて、葉縁の水孔や傷口から侵入し、導管を伝わって全身に広がる。いったん発病すると、病原細菌は降雨・潅水・薬剤散布時に水滴によって飛沫伝染する。春作よりも秋作、特に早まきで発生が多い。
防ぎ方
連作、特に発生を見た圃場での連作は避ける。
消毒済みの種子を使用する。
秋作では早まきしない。
飛沫伝染を起こすようなスプリンクラー潅漑を避ける。
野菜類の黒腐病で登録のあるZボルドー、コサイド3000が利用できる。銅剤の使用時にはクレフノンを添加すると薬害を軽減できる。
ダイコンは栽培が楽な野菜と思っていましたが、大きな勘違いでした。