本日は朝一番で一般質問に立ちました。と言っても、新型コロナウイルス感染防止のため着座での質問です。
質問内容については先日ご紹介いたしましたが(9/7ブログ参照)、主に消防団活動について、市内で計画される優先整備路線について、今年度の成人の日記念式典について質問をいたしました。
質問の冒頭に、週末に九州・中国地方を暴風域とした台風10号で浮き彫りとなった、新型コロナウイルス感染対策で収容人数が減ったことで、満員となった避難所が相次いだ事象をよく研究して、小金井市で策定した「避難所開設における三密防止策」を実態に即した対策にするようお願いをしました。
本日の一般質問では、優先整備路線3・4・1号線と3・4・11号線について西岡市長が小池百合子東京都知事に提出した要望について質問をいたしました。
詳細は添付のYouTubeにてご覧いただければ幸いです。
小金井市には市南部に東西の国分寺崖線(はけ)と野川が流れ、優先整備路線が整備される事でその自然が壊れてしまうという声が上がり、市民が望まない道路はつくらないと市長選の際に訴え、また小金井市が行ったアンケート結果を踏まえて、3・4・1号線については見直しを、3・4・11号線については市長が了解しない事業化は進めない旨の要望を提出しました。
私はその点について、小金井が誇る自然の重要さは理解し、自然を最大限残す必要はあると感じる立場において、市長に、自然を残す事も必要だが、広域ネットワークの観点、防災の観点から道路の必要性について見解を問いました。また、市長は市民の生命と財産を守る事が最も重要な責務であり、その観点からも質問をいたしました。
西岡市長は、都市計画道路のネットワークの必要性は言及するものの、アンケート結果、そして市議会の決議を踏まえて、環境を保全する視点も大切、小金井市のみならず近隣市、東京都民にとっても小金井市の自然は財産である、という答弁に終始しました。
残念ながら、現在ではなく将来に渡り小金井市民の生命と財産を守らなくてはならない姿勢が、西岡市長の答弁からは全く伝わってきませんでした。
その他、消防団活動については、平成29年の道路交通法改正に伴い、普通自動車運転免許で準中型車、中型車を運転する事ができなくなり、若い世代が市内消防団に配備される消防車両を運転できない事象、そして、消防団の新規勧誘だけではなく、これからはいかにして今入団している団員の皆さまに長く消防団に所属し、市内の安全安心のための活動をしていただくかを考えていくべきだと意見を述べました。
私も消防団の一員として、これからも消防団の代表と意識し、議会での質問を通して消防団の意義を伝えていきたいと思います。
〈がくの一言〉
質問者席にも飛沫防止アクリル板が設置されました。いざ質問席に座ると、アクリル板には自分の顔が映り、まるで自分自身に質問をしているかのようでした。
写真でもお分かりのように議長席や市長席にも同様に設置され、答弁者の顔が通常時より見えにくい状況ではありましたが、議場においてもしっかり感染防止に努めてまいります。