篠窪の四季写真

神奈川県大井町篠窪(しのくぼ)から見える冨士山は超きれいで感動します。
春夏秋冬それぞれ見所があります。 現代版頼朝?

篠窪(しのくぼ)の隣町で見た「ふくら雀」は俳句の冬の季語 (2019/01/04)

2019-01-07 22:38:00 | 12_季節写真
 こんばんは
先日から朝は超寒かったです。
篠窪(しのくぼ)の隣町 秦野市渋沢では、1/3、1/4の朝一は霜がバリバリにおりていました。
空気が澄んでいるので自宅からも富士山が見えています。
霜で食べる餌にありつけないせいか、朝から珍しく小鳥(ひよどり)の鳴き声が聞こえます。
・・・何カ月も見なかった小鳥の声を 久々に聞く
赤い実の千両、万両を食べに来たと思えますが、まだ、熟していないので小鳥は食べません。

 久しぶりに近くの農家の周りを散歩すると、いつも小鳥を可愛がってくれるお宅の「思いのまま」と言う梅の木にスズメが集まっていました。
ひもじかったのか、お優しいお宅の木の上で餌をくれるのを待っている様子でした。
雀たちは餌が貰える場所を良く知っているんですね。

 でも、良く見ると何か違う雰囲気。 お腹がすいていると思えるのに丸々と満腹で太っているように見えました。
帰ってからインターネットで調べると、スズメは寒さから身を守るため、スズメは防寒対策として羽の軸を立てたり寝かせたりして羽毛の中にスズメ自身の体温を蓄えているのだそうです。
 ・・・おなかいっぱいとは大きな勘違い

 昔のひとは、冬に膨らんだように見えるすずめを 「ふくら雀(ふくらすずめ)」と呼びます。
 俳句の世界では「ふくら雀」はよく知られた「冬の季語」なんだそうです

また和服の世界では「ふくら雀」という帯結びがあります。
 ふっくらしら「ふくら雀」はとても優雅に見えますね。
 ・・・・本当はお腹がすいて寒いんですよ。

さが美 ふくら雀結び(振袖)より
 https://sgm.co.jp/useful/kitsuke_obi/fukurasuzume/


【ふくら雀】

2019/01/04 ひもじい筈なのに まるまると太ったように見え優雅に見えますね。





【春になると紅白の花を咲かせます】

(参考)2017/03/01 ふくら雀が留っていた木は「おもいのまま」という一本の木から紅白の花を咲かせる梅の木です。


(参考)2017/03/01 みかんなどを木の挿してくれるので、色んな小鳥が寄ってきます。


バリバリの霜


2キロメートル程先にある文化会館横の芝生もバリバリの霜です。


文化会館横の渋柿は霜のお陰でとろとろの実に変身しました。
ヒヨドリや色んな鳥たちが死にもの狂いで食べまくっています。


また、霜が続いたせいか、福寿草の芽にスイッチが入ったと思え、芽を出し始めました。

【その他】
  時間が許せば「NPO法人しのくぼ」のホームページも見てくださいね。
  http://nposhinokubo.web.fc2.com/

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