篠窪の四季写真

神奈川県大井町篠窪(しのくぼ)から見える冨士山は超きれいで感動します。
春夏秋冬それぞれ見所があります。 現代版頼朝?

篠窪(しのくぼ)の隣町 くず葉の家で「ヒモ男」の様な木をみた(2021/06/27)

2021-06-28 08:18:29 | 12_季節写真

 お早うございます
昨日は、秦野市にあるくず葉の家に木々の様子を観察に出かけました。
色々な木々が芽ぶいていました。
モクゲンジの黄色い花を初めて見ました
とても新鮮で綺麗でした。

色んな観察をしていた時、椿の木には椿の葉っぱがついています。
よくよく見ると同じ木の枝ににヒノキ(檜)の葉っぱの様なものが
多数くっついています。
・・・・なんだ? 寄(ヤドリキ)とも違うこの様子

隣に「ヒノキバヤドリギ」と言う名が書かれていました、それがくっついて
成長するらしいのです。 ヒモ男の様な仕掛けで他の木にくっつきます。
他の木にくっつくように枝の根元がネバネバしているそうです。

【ヒノキバヤドリギのヒモ男の仕組み】
  果実は熟すと球形で黄色くなり、径は約2mm、種子は粘液に包まれ、
  他物に付着しやすい。写真の様に多数くっついています。
  寄生された植物は生長が鈍り、弱って、場合によっては枯れる
  ことさえあるそうです。

【寄(ヤドリキ)のヒモ男の仕組み】
  果実は冬季に鳥に食われる。果実の内部は粘りがあり、
  種子はそれに包まれているため、
  鳥の腸を容易く通り抜け、長く粘液質の糸を引いて樹上に落ちる。
  その状態でぶら下がっているのが見られることも多い。
  粘液によって樹皮上に張り付くと、そこで発芽して樹皮に
  向けて根を下ろし、寄生がはじまるのだそうです。

今、くず葉の家は宝石箱の様な景色を見ることが出来ます。
既に蛍はピークを過ぎ、終盤の様です。

 

【ヒモ男の様な木】

 

 

↑ 椿の枝に杉の様なものが沢山くっついている

 

↑ ヒノキバヤドリギ本体の太い木は無く、小さい枝の様なものがそれです

↑ 本体の椿の2/3程が ヒモ男がくっついています。

  藪椿だけにくっついています。 ツルツルの木肌がくっつきやすいのか

  他の木にはくっついていません。

↑ 一般的に良く見る寄(ヤドリギ)の木です

 

【モクゲンジ】
  ムクロジ科ですのでムクロジに似ていますね

 

 

↑ 花は初めて見ましたが綺麗です

 

 

 

↑ (御参考)08/24/2019 ホオズキの様な実をつけます

↑ (御参考)08/24/2019

↑ (御参考)09/25/2017 袋は枯れて行きます

↑ (御参考)09/25/2017 

 

【ムクロジ】

 

 

 

 

↑ こんなに花が落ちています。

↑ (御参考)09/25/2017 やがて実をつけます

↑ (御参考)01/29/2017 半透明のカラを破ると中から黒い実が出て来ます

↑ (御参考)08/22/2017 くず葉の家では拾い集めておきイベントで

  使用するそうです

  石鹸の様に泡立ちますので、それでシャボン玉を楽しむそうです

 

【トキワサンザシ】

 

↑ 2021/06/27 小さい実が沢山になっています

↑ (御参考)05/12/2021 こんな綺麗な花を咲かせます

↑ (御参考)11/14/2019 真っ赤な実に変身します

 

【その他の木】

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ 意外と葉っぱは早く色づきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【くず葉の家の様子】

 

↑ 市の指導員の方がおられますので、色々教えて頂く事が可能です

 

 

 

↑ おいしい空気に囲まれながら、ゆっくり寛げます。

↑ 蛍はピークを過ぎていますが、ほんの少し見れるそうです

 

 

 

↑ かわいいカタツムリが散歩中でした

 

くず葉の家は一年を通して楽しめます。



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