お早うございます
2023年は台風に関連した線状降水帯の影響で全国で沢山の被害が発生しました。
秦野盆地に囲まれた秦野市は、普段は平地にはあまり雨が降りません。
特に水が流れていない「水無川」は安全と思っていました。
急に増水し川敷で水遊びをしていた14人のうち11人が流されました。
「水無川」は特殊な地形です。 川幅の1/3が川となっています。
その両隣りはとても広い遊歩道となっています。
遊歩道は川側に傾斜しており、降った雨は真ん中の川に
集まります。
10センチの雨が降ると、真ん中の川に水が集まるので
水の深さは「一気に30センチ」にもなります。
また上流に大雨が降った時は、地中では無く、地表を
勢いよく流れてきます。
雨と気がついて、数メートル横の遊歩道まで戻れなかった事に
なります。運よく怪我は軽く、流された人達は良い経験になったと思います。
「水無川」だったので助かっただけです。
過去には、玄倉川(くろくらがわ)の中州で遊んでいた18人が
増水によって流され13名もの人が亡くなっています。
特に地元でない方は、水が無い砂場に見えますが、気をつけて
おかないと事故が待っています。
中洲も今回とまったく同じで一気に水かさが増して危険です。
雨降りが予想される時、小さい子供さんだけでは
遊ばせない事が大事です。
【水無川の様子】
(1)晴れた日に水が無い時は、遊び場となる
↑ 水無川の中はぜっこうの遊び場
↑ 丹沢祭りの日
↑ 市役所付近の様子
(2)タバコ祭りの日は水遊び
↑ 浅い水無川には子供がいっぱい 全く危険を感じません
(3)丹沢に雨が降った後の様子
↑ 蛙目の後は怖いくらいの水量になります
↑ 普段は、雨降りの後には川に近づきません
(4)ゲリラ豪雨で増水事故
↑ 遊びなれている水無川が急に暴れ出すとはビックリです
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