あるところにマルイカ釣りが好きなじいじがいました。じいじはマルイカの修行が大好きでここのところ毎週のように修行船に乗っていました。そんなじいじですが日曜日は何時もなら身体を休める為に修行は控えるのですが、何故か?前日お修行スイッチが入ってしまいました。「風が強かろうが波が高かろうが船が出るようだったらお修行するんだ!」と(^_^;)・・・
修行場に着くと同じ様なお○○さんな修行者が20人以上も来ていました。席は既に決められていて、一番最後に到着したじいじはお立ち台という特等席でやるはめに(^_^;)・・・この日の条件ではこの特等席は余りにも過酷なお修行場となりました。それはそれは厳しいお修行でした。時間を掛けてようやく修行場の烏帽子沖に到着しますが、風は収まるどころかだんだんと強くなります。じいじの釣り座は常に数m上下しています。そこでじいじはBun和尚から言われた錘を切ったお修行を諦め、ブーランコなるお道具でお修行をすることに・・・が、しかしその一手もこの日のマルちゃん達には通用しません。何度何度も諦めずにマルちゃん達に立ち向かいますが全然お修行の相手をしてくれません。そんな厳しい修行をすること5時間位・・・これには流石のじいじも心が折れます。ギブをしてキャビンなる休憩所に逃げ込みます。少し横になってるとこの日一番の止まり方、そして初めての雅やん和尚のアナウンス・・・じいじは本能的にキャビンから修行場に戻ります。3,4人巻いてます。隣でやっていたF原修行者が「着乗りしたよ!」と嬉しそう(*^_^*)じいじも遅れをとってなるものかと修行に加わりますが時既に遅しでした。
その後、最後まで諦めずにお修行しましたが「ボ!」なる有難い修了書を頂いて帰ってきました。大好きなマルイカ修行で「ボ」・・・でもこれで○太郎修行者からは「美しい!」とお褒めの言葉を頂く事でしょう。この日のお修行で、1杯の当たりに集中出来る有り難さを痛感したじいじだったとさ・・・おしまい(*^_^*)