毎年、京都東山区にある清水寺で、世相を漢字一文字で表す行事があるが、平成23年12月に選ばれた漢字は「絆」だった。
この絆(きずな)の意味は、端的に言えば、人と人との断つことのできないつながり、離れがたい結びつき、という意味であり、訓読みの場合、絆(ほだし)と言い、その意味は、縛る、繋ぐという意味。本来の絆の意味は、この両方の頑ななこころを指している。
普段イメージとして捉えている絆(きずな)とは、漠然とした人とのこころの結びつきを想像しやすいが、実はこの漢字の訓読みにこそ、深い意味が隠されている。
互いのこころを”結ぶ”と共に、”縛る”と”繋ぐ”がある。つまり、絆は大きな責任があるという事だ。そこには、もちろん、苦しみや悲しみも飲み込む事が含まれているだろう。
この世情を表す平成23年の漢字一文字として選ばれた「絆」。震災以降、この言葉が頻繁に使われているが、絆(ほだし)の意味を知らずして、発している場合が多いのかもしれない。
相手の意を汲み、尽力し、時に忠信もする。
絆(きずな)の根には、そんな自己犠牲がある。
この絆(きずな)の意味は、端的に言えば、人と人との断つことのできないつながり、離れがたい結びつき、という意味であり、訓読みの場合、絆(ほだし)と言い、その意味は、縛る、繋ぐという意味。本来の絆の意味は、この両方の頑ななこころを指している。
普段イメージとして捉えている絆(きずな)とは、漠然とした人とのこころの結びつきを想像しやすいが、実はこの漢字の訓読みにこそ、深い意味が隠されている。
互いのこころを”結ぶ”と共に、”縛る”と”繋ぐ”がある。つまり、絆は大きな責任があるという事だ。そこには、もちろん、苦しみや悲しみも飲み込む事が含まれているだろう。
この世情を表す平成23年の漢字一文字として選ばれた「絆」。震災以降、この言葉が頻繁に使われているが、絆(ほだし)の意味を知らずして、発している場合が多いのかもしれない。
相手の意を汲み、尽力し、時に忠信もする。
絆(きずな)の根には、そんな自己犠牲がある。