昨晩観た大河ドラマ「風林火山」のことを書こうとしてて、つい思い出した昔のNHKドラマをその話に絡めようと調べだした。
すると、こちらで書いた方が内容があるような気がしてきたので、急遽予定変更。
私が高校2年の頃に流れた風刺的な時代劇、私の記憶では、それは「勇気堂々」だった。
でも調べてみると、それは「天下堂々」だったようだ。
いや、キャストにズレがある。
そんなこんなでようやく辿り着いたのが天下御免。
平賀源内役の山口崇と、浪人役の林隆三のコンビが巻き起こす痛快な事件に毎回ワクワクして観たものだ。
鼠小僧の焼き直しの様な役どころが津坂匡章。
改名して、今は秋野大作というが、前の名前の方が断然良かったのに。
改名といえば、樹木希林。
これも改名前の悠木千帆という名の方が良くないか?
ただこれは、名前を売ったと聞いた。
調べてみると、なんと22000円で売ったそうだ。
どうやら、テレビ番組内での、いわゆる洒落ですな。
閑話休題
後は、中野良子の存在もはずせない。
当時は売り出し中ではなかったか。
なんか、デコが張り出して、唇がポッテリした女優だなあと思った記憶がある。
何故、このドラマだけ特に印象深く残っているのかというと、修学旅行で訪れたNHK見学コースの舞台セットが、この当時放映中だった「天下御免」だったからなのである。
都会に憧れる四国の田舎もんが、文化の香りに触れ、心地よく感動したわけですな。
いずれ進学して東京に住むようになってからも、一人でこのNHK見学コースへ行ったのだから、よほど気に入ったのだろう。
もう33年も昔のことだ。
この33年という月日の重みを感じさせる話を最後にしよう。
いつか、再放送はないものか、総合テレビで無理なら、例えばケーブルテレビのホームドラマチャンネルのようなところではやれないものか、と思っていた。
それが、本家のNHKの番組内で、こんなドラマがありましたと流れたのが、一視聴者の撮ったホームビデオの映像だったのである。
これも調べてみて判ったことだが、その番組はもう10年くらい前のことで、流れたホームビデオ画像だと思ったものは、なんと主役の山口崇が自宅のテレビに映る画像をビデオカメラで撮ったものらしい。
そんな訳だし、おまけに古いテープの映像だから、それは無惨な映像だった。
「天下のNHKがなにをすんねん」と思っていたら、
なんと、
NHKですら当時のテープは残ってないという。
当時はあまりにそれが高価だったため、何度も重ね撮りをして使い回していたというのだ。
以下、参考資料抜粋
当時はVTRが2インチ規格で機器・テープとも高価だったことなどからNHKでは1作も現存していないが、主演の山口崇が個人で(ビデオカメラでテレビ画面を撮影する形で)録画した第1回と最終回が現存し、NHKアーカイブスの番組公開ライブラリーにて公開されている。ただし最終回については最後の10分間が欠落している。
本作の終了直前には、裏番組の太陽にほえろ(日本テレビ)が製作中止を検討したと言うエピソードもある。
これは結構ショックだった。
ということは、私が弁護士を目指すことになった(結局挫折したが)「帽子とひまわり」も、銀河テレビ小説「黄色い涙」も、もひとつ、民放の「モッキンポット師の後始末」も、もう観られない訳だ。
これらについても後日ボチボチ思い出しながら書こうかな・・・
追記
放映年度と自分の年齢を照らし合わせてみると、どうやら私が見学コースに行った頃は、「天下御免」ではなく、「天下堂々」の方が放映中だったようである。
やはり記憶とは曖昧なもの。
すると、こちらで書いた方が内容があるような気がしてきたので、急遽予定変更。
私が高校2年の頃に流れた風刺的な時代劇、私の記憶では、それは「勇気堂々」だった。
でも調べてみると、それは「天下堂々」だったようだ。
いや、キャストにズレがある。
そんなこんなでようやく辿り着いたのが天下御免。
平賀源内役の山口崇と、浪人役の林隆三のコンビが巻き起こす痛快な事件に毎回ワクワクして観たものだ。
鼠小僧の焼き直しの様な役どころが津坂匡章。
改名して、今は秋野大作というが、前の名前の方が断然良かったのに。
改名といえば、樹木希林。
これも改名前の悠木千帆という名の方が良くないか?
ただこれは、名前を売ったと聞いた。
調べてみると、なんと22000円で売ったそうだ。
どうやら、テレビ番組内での、いわゆる洒落ですな。
閑話休題
後は、中野良子の存在もはずせない。
当時は売り出し中ではなかったか。
なんか、デコが張り出して、唇がポッテリした女優だなあと思った記憶がある。
何故、このドラマだけ特に印象深く残っているのかというと、修学旅行で訪れたNHK見学コースの舞台セットが、この当時放映中だった「天下御免」だったからなのである。
都会に憧れる四国の田舎もんが、文化の香りに触れ、心地よく感動したわけですな。
いずれ進学して東京に住むようになってからも、一人でこのNHK見学コースへ行ったのだから、よほど気に入ったのだろう。
もう33年も昔のことだ。
この33年という月日の重みを感じさせる話を最後にしよう。
いつか、再放送はないものか、総合テレビで無理なら、例えばケーブルテレビのホームドラマチャンネルのようなところではやれないものか、と思っていた。
それが、本家のNHKの番組内で、こんなドラマがありましたと流れたのが、一視聴者の撮ったホームビデオの映像だったのである。
これも調べてみて判ったことだが、その番組はもう10年くらい前のことで、流れたホームビデオ画像だと思ったものは、なんと主役の山口崇が自宅のテレビに映る画像をビデオカメラで撮ったものらしい。
そんな訳だし、おまけに古いテープの映像だから、それは無惨な映像だった。
「天下のNHKがなにをすんねん」と思っていたら、
なんと、
NHKですら当時のテープは残ってないという。
当時はあまりにそれが高価だったため、何度も重ね撮りをして使い回していたというのだ。
以下、参考資料抜粋
当時はVTRが2インチ規格で機器・テープとも高価だったことなどからNHKでは1作も現存していないが、主演の山口崇が個人で(ビデオカメラでテレビ画面を撮影する形で)録画した第1回と最終回が現存し、NHKアーカイブスの番組公開ライブラリーにて公開されている。ただし最終回については最後の10分間が欠落している。
本作の終了直前には、裏番組の太陽にほえろ(日本テレビ)が製作中止を検討したと言うエピソードもある。
これは結構ショックだった。
ということは、私が弁護士を目指すことになった(結局挫折したが)「帽子とひまわり」も、銀河テレビ小説「黄色い涙」も、もひとつ、民放の「モッキンポット師の後始末」も、もう観られない訳だ。
これらについても後日ボチボチ思い出しながら書こうかな・・・
追記
放映年度と自分の年齢を照らし合わせてみると、どうやら私が見学コースに行った頃は、「天下御免」ではなく、「天下堂々」の方が放映中だったようである。
やはり記憶とは曖昧なもの。
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