宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

朝風呂

2005-12-06 11:07:38 | 徒然





5:30に目覚ましが鳴って、6時前に家を出て、いつもの銭湯に。

サウナで汗をかく快感が癖になってしまったようである。
いつもなら火曜日は「酒の宝島」の定休日なのだが、師走は無休の為、始業までの2時間ほどをそこで過ごす。

また、例のKんちゃんが来ている。
今日はこうだ。
「先に風呂で暖まってからサウナに入るけん90度くらいなら涼しいんよ。100度でようやっと熱う感じる程度よ。」
大汗をかきながら、こう軽く言い放って外へ出ていった。
いつも何かしら楽しませてくれる(笑)

今日はこの前より喉が乾く。
この前はコントレックスの500mlペットボトルを2本持参したが、1本しか飲まなかったので、今日は1本にしたのだが、足りなかった。
この、日によっての違いはなんだろう。

もう数十回通っているのに、まだ利用したことのなかった設備を二つ使ってみた。
一つは桶の湯をかぶるもの。
条例かなにかの関係で禁止になった「打たせ湯」の代わりだろうか、上の方に桶がぶら下がっていて、そこに湯が溜まっている。
それを、桶に結ばれているロープを引っ張って、かぶるという原始的な仕組みである。
あまり意義を感じないので、今後も多分あまり使わないだろう。

もう一つは320度くらいの範囲からシャワーが噴出されるもの。
ただ、シャワーといっても、水鉄砲から放たれる水くらいの勢いと太さだから、結構肌に痛く感じる。
これは、男は前を向いて入るべきではない。
Jrを直撃する水流に思わず小さく悲鳴を上げてしまった。
しばらく右手で防御しながらそのままでいたが、なんだか変な格好なので、後ろ向きになってみた。
これが正しい位置であろう(笑)

新発見はジェットバス。
凄い勢いなので、腰の辺りに噴出するそれで体が押し返される。
後頭部を支点にして全体重を預けても大丈夫なのである。
これはもしかして、腹回りの贅肉に刺激を与えるかもしれない。

前後に分けてやるとその違いがよく判る。
背中は、痒い痒い虫がうごめくのだが、腹はそうでもない。
多分これは血行が一気に良くなって痒くなるんだろうが、脂肪がそれをガードする腹の部分は症状が鈍いということなのではないだろうか。
ということは、これを日常化すれば、その贅肉が取れる?
まあ、しばらく続けてみよう。

帰る段になって、着衣していると、携帯電話で話してるお兄さんが近くにいて、どうやら仕事で新居浜に来てて、ここに友人を誘っているようだ。

あの他人の電話という奴は、関係なくてもつい聞いてしまう。
などと思いながら、脱衣場を出ようとして、「ロッカーの鍵」を抜いてないことに気づいて戻ったのだが、・・・・無い。
あれ、荷物に紛れ込ませたか?
全部探して、回りも隈無くチェックするも、依然見つからず。
「さて、困った。このまま見つからなければ弁償ものだ。」
「しかし、なんで?」

私が使ったロッカーは鍵が既にかかっている。
ということは、中に鍵がある筈はない。
私か、もしくはその他の誰かが抜かなければその状態にはならない筈だ。

「さっきの兄さんか?」
くだんの兄さんはどこかに行って居ない。
とにかく、フロントに事情を説明に行って、結局どうしようもないということで、再度脱衣所に戻ると、さっきの兄さんがいて、その隣の椅子の上に問題の鍵がある。
それを手にしたときに、兄さん曰く
「自分のそこにあるよ。」

「おいおい、あるよって、犯人はお前やろ!?」
と、思ったが、追求しても仕方がないので、言わずに出る。

多分、無意識に抜いて持っていった隣のロッカーの鍵が自分のでないことに後で気づいたのだろう。
なのに、なんで御免の一言が言えないのか。

でも、その自分の失敗を隠す為に、その存在を抹殺されるという最悪のことを考えれば、まだマシな方なので、良しとしよう。

今日は朝からポカが多い。
その前にも、洗い場で洗髪後よく水分を拭ったあとで、そのタオルを濯ごうと、蛇口のボタンを押したつもりがシャワーのそれで、もう一度頭から湯を被って、自分のことながら失笑してしまった。

ポカの原因の全ては、常に考え事をしているからだというのは判っている。
湯に浸かっていると、思索に没頭出来る気がする。
今日はずっと、チラシのてこ入れと、仕入れミスの穴埋め方法を考えていた。

お陰でな案が浮かんだ・・・





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