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ワシントン広場の夜はふけて/ヴィレッジ・ストンパーズ
ニヒリズムを標榜しつつ、実はセンチメンタリズム、自己分析、というほど行かなくとも、自己の性質はそんなところだろうと。
例えば昔、乗り換え時に手元に残った切符や、旅先で貰った喫茶店のマッチ、そして、そうした時に吸った煙草の空き箱。
これらに日付を書き込んで残しておいたりする。
また、買い求めた本の奥付の余白部分に、日付と場所と心境を書いてみたり。
40歳を過ぎた辺りから、そうした、我ながら女々しい癖に嫌気が差して、極力、よすことにした。
でも、【極力】から漏れたものには未だにその癖が抜け切ってない。
例えばお札。
エポックメイキングなそれは出納の枠には入れずに記念品とする。
但し、書き込みはしない、お札だから、そうしてはいけないと、親から躾けられたから。
それと同じで、ピンナップもしない、お札だから。
なのでせめて、クリップに挟んで、そいつをぶら下げる。
私の生活周辺には、そうしたお札が各所にある。
そして、そいつがどういう理由でそうなっているのか、
やがて思い出せなくなる。
人生って、そんなもんなのじゃ、なかろうか・・・
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