わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

電子書籍に明日はあるか?

2013-11-03 | 時の話題
 もうあと一息で出口が見えそうな日曜日、ネットで興味深い記事を読みました。インターネットコムが全国のネットユーザー約千人を対象に、2年前から行っている定点調査によると、
2011年10月には「電子書籍に関心がある」人の割合(「読んだことがある」と「読んだことはないが今後読んでみたい」の合計)が約65%を占めていたが、今年9月~10月には「関心がある」人の割合が約54%まで低下したのだそうです。この記事は、ここから見られます。以下、結果を囲繞していきますと:

「電子書籍を読んだことはない」人のうち、「これから読んでみたい」という人の割合が、44%から31%へ減少
電子書籍を「読みたくない」理由:
  紙の書籍・雑誌の方が好き 42.5%
  画面では読みにくい    42.1%
  紙の書籍・雑誌で十分満足 35.2%
  価格が高い       15.9%


 私個人にとっての電子書籍の一番の利点は、かさばらない。一つの小さな機器の中に何冊も収容できるから、ベッドの下が本の入ったダンボール箱だらけにならずに済む。本棚に本が二重に建っていて、またその上に本が横積みになっている。机の上に本が山積み。ついでに床にも横積みされた本が転がっている、という事態から脱却できる魅力は大きい。キンドルがアメリカで発売された時、すぐに若息子に買い与えたのは、正しい判断だったと思っています。床に散乱している本が減ったw なるたけ、読み終わったら、図書館に寄付するか、お友達に回すか、需要がありそうな新しい本ならブックオフに引き取ってもらうかして、本を減らす方向に努力してるんだけど、特に漫画は、何度も読み返したくなっちゃって、なかなか手放せません。で、漫画って何巻もあるから、かさばっちゃう。これ、電子書籍で保管できたら、引っ越しも楽にちがいない。

 電子書籍なら、絶版になっている懐かし漫画の復刻や、カラーページの再現もできそうで、とっても期待が高まるのですが、「価格が高い」にはたしかにネック。ラッキーなら、ブックオフで古本は1ドルで買えるし。でも逆に、国外で日本の本屋さんで買ったらお値段は倍になるけど、インターネットでダウンロードするなら、国内価格と同じはず。雑誌だって、日本と同じ発売日に読めます。これは魅力!でも、やっぱ、もっとコンテンツ充実してくれなきゃ、お話にならないわ!