ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

春を告げる・・・蕗の薹   とうとう見つけました・・

2014-03-07 23:00:13 | 写真と詩歌

  蕗の薹

春を告げる・・・蕗の薹   とうとう見つけました・・・

 

 こんなのも、見つけました。

”洋鐘” って”ベル”のことでしょうかね。つい、教会の鐘をイメージしますが・・・

  ・・  ふきのとう つぼみ桜の 土手に摘む  ・・

つい、変形してしまいました・・・・・

 

撮った写真を見ると、既に・・薹・・が立っているようです。

薹 ・・とう ・がたつ
・・・ 花茎が伸びると堅くなって食べ頃を過ぎてしまうことから盛りを過ぎるの意。 何かをするのにちょうどよい年齢を過ぎてしまうこと ・・ かなり難しい字

こんな句を見つけました・・

 

   ・・   ○大地まづ送り出したる蕗の薹    (鷲巣ふじ子)  ・・

 

啓蟄の頃 ・・ 大地が春を感知し始めている様子です ・・

この句は、秀逸  ・・大きな自然の胎動を教えてくれます。

・・・・・啓蟄(ケイチツ)は二十四節気の第三。二月節。定気法では太陽黄経が345度のときで3月6日ごろ。・・天文学ではその瞬間とする。平気法では冬至から5/24年(約76.09日)後で3月8日ごろ。難解でさっぱり分かりませんが、とにかく3月6-8日頃。・・・冬の大地が春を感じて冬眠から覚めて、動(植)物が蠢きだして、穴から顔を出してくるさま。

 

 

 

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薔薇

2014-02-07 03:04:54 | 写真と詩歌


薔薇

わたしはおまえを見る、薔薇よ、なかばひらかれた本、
幸福を細叙する
そのページのかずはあまり多すぎて
よみきれそうにもない。魔術の本、

それは風にめくられて、たぶん
目をつぶったままよめる本……
そこから蝶々が、みんな同じおもいをして、
はずかしそうにして出てくる本。

・・・・・ リルケ  *ライナー・マリア・リルケは、オーストリアの詩人、作家。時代を代表するドイツ語詩人として知られる

・・イオンの花屋さんで撮影。薔薇の、花を本に、花弁を頁に、見立てたリルケの詩。

薔薇に、好きなリルケの詩を添えて・・・     2月6日 午後 寒き日

 

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紅梅は花盛り ・・ 梅林・大宮第2公園

2014-02-05 19:26:41 | 写真と詩歌

紅梅は花盛り ・・ 梅林・大宮第2公園

 ・梅が枝に来いる鶯春かけて鳴けどもいまだ雪は降りつつ

・・・ 古今和歌集 とあります。昨日の雪の・・次の日・・ 残雪が道ばたにかすかに残るところもあります。

 

 

 

 

白梅は、少し先・・まで待ちましょう。紅梅の方が早く咲くようです。鶯は・・・留守のようです・・

 

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