ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

古い民家と花の庭

2014-05-06 01:07:20 | 写真と詩歌

図書館への道を遠回り   古い民家と花の庭

民家の門辺り・・

大きなる 紅ばらの花 ゆくりなく ぱっと真紅に ひらきけるかも  ・・白秋

近くに咲く薔薇・・

薔薇の季節は、5月末辺りと記憶しているが、もう咲いている

今年は、薔薇のトンネルでも、行って潜ってみよう

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物見山・つつじ祭り

2014-04-26 18:24:35 | 写真と詩歌

                                                       物見山・つつじ祭り

                                  再度の 訪問です。 4月26日より・つつじ祭り

               

                                  ○ 盛りなる 花曼荼羅の 躑躅かな  ・・虚子

                       

                                     ↓  小さな写真は、クイックで拡大します

                                 

                                   ○ 百両の 石にも負けぬ つつじ哉  ・・一茶

                

                

                                 ○ 馬は食み 鹿は喰わねど 躑躅かな  ・・庄

                                         つつじが咲くと、もうすぐ夏・・・

 

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牡丹の寺  ・・総持院

2014-04-22 10:38:56 | 写真と詩歌

                     牡丹の寺・総持院


             牡丹園に咲く、つぼみも多い・・・・

              まだ季節に早いのか、疎ら・・・・    

                ------------------

                総持院 別名牡丹寺
                住所:さいたま市緑区南部領辻2944
                宗派:真言宗智山派、山号: 阿日山宝袋寺

                ------------------

 

                

                

                 これは、シャクナゲ!?

                

                                    ・・山門は、鐘楼門 鐘が見えます・

 

                                ○風月の 財も離よ 深見艸   ・・芭蕉

                 この場合の”財”は、財産ではなく、才能や才覚のことと読めるが、世渡りの才覚としたい。
                       ”艸”は草のことだが、山に似ているところから、さしずめ山草のことか。
                            そういえば、牡丹は、薬草とも聞いたことがあるが、・・・

                          この句を詠むと、つい思うのは、小笠原長棟と中島明延。
             長棟は、武田信玄と対峙した時、さっさと嫡子長時に家督を譲り、寺に隠棲して、白牡丹を育てたという。
        長棟の重臣、中島明延も、時を遅らせて、武士を止めて小笠原家を去り、京都で、将軍や公家らと”茶”を楽しんだという。
                              ・・・京都呉服屋の豪商・茶屋四郎次郎家の祖。
                    二人とも、風流の道を選んだというが、本音は信玄が怖かったのではないか、と・・・ 
         長棟が、育てた白牡丹は、子の長時が府中(=松本)を去る時、武田に荒らされるのを恐れて、ある寺に隠したという。

                          今は松本城に戻っているというが、もう咲いているのだろうか。

 

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枝垂れ桜 散る頃

2014-04-21 00:28:27 | 写真と詩歌

                                  枝垂れ桜 散る頃 ・・・                       


○喜多院に 羅漢ら酒呑みて さくらふる     ・・庄


ちなみに、白い斑点は桜の花びらではありません。
鳥のふんでもなく、古い碑石や墓跡などに付く、苔ではないか
と、違うブログに載っていました。

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八重桜の咲く頃・・

2014-04-14 18:33:52 | 写真と詩歌

 

                                         八重桜・・満開

                      

                       小円内は桜の花びら クイックで拡大

                        

                  

                       円形トリミングは、PhotoScapeで加工、先輩にソフトの存在を教わりました。

         ・・・・・・・・・・

                古き友人の、facebookから転載・・ 時々安否確認で見ています。  季節の花に、添え書きがありました

                          

                                    春三月縊り残され花に舞う

                   東京は三月だが、北陸は四月ですね。^_^;通勤路の川岸も今や満開です ・・ H.M.

                        ・・・通勤途中の浅野川の沿岸に咲くソメイヨシノのようです。

                       でも句が・・・確か大杉栄の・・・似合わないような気がしますが・・・

                               多少・・なにかあったのかと気になります・・

 

 

                               

                        ハナミズキがほころびそう。気持ちが季節に追いつくのは容易ではない。

                                   一つづつ花の夜明けの花水木

                                       という句があります。・・・ N.I.

 

                      ・・・気持ちの整理が付いてきたのでしょう・・・でも完全にというのでもない・・・

                      一つづつの夜明け・・・彼の気持ちの代弁。 さて、ぼつぼつなにか書いてみたら・・・

 

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緑の桜が咲きました

2014-04-14 01:02:07 | 写真と詩歌

                                    緑の桜が咲きました     

 

                             御衣黄・・ギョイコウ  緑の桜   クイックで写真が拡大します

                       

                       

                        黄色の文字はあるが、緑の桜で珍しい。名前の由来は、貴族の服の色から、とか・・

 

                       ・・・名前が分かりません・・

                       地面に這いつくばるように咲いています。薄いブルーの花。花の大きさは3cmぐらい。

                       

                       

 

                                山吹・・・・・

                            

                      

                      ここは武蔵国・・・山吹は、太田道灌に纏わる和歌の逸話が、武蔵国の教養とか・・・

                         ○ 七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞかなしき   

            山吹の郷は 奥武蔵の越生とも、江戸の山吹(新宿区山吹町)とも、・・・和歌の原典では、”なきぞあやしき”になっている。

 

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辛夷の花・繚乱  白も 紅も ・・ 

2014-03-27 15:49:10 | 写真と詩歌

花開くまえ            ・・ いかにも おかしく

 

うすべに 姫辛夷・ひめこぶし        ・というのか   ・・・散歩の老夫婦に聞いて

 

       白の繚乱   空の青に映える  気品たかい 白・・・

 
 
           三好達治の詩集 『花筐』(はながたみ)より
 

             ○山なみとほに

            山なみ遠(とほ)に春はきて

            こぶしの花は天上に

            雲はかなたにかへれども

            かへるべしらに越ゆる路

 

                   ・・・声出して読めば、なんと七五調 しらべ(調)もうつくし

 



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春の花を、たずねながら、散策です

2014-03-25 12:37:39 | 写真と詩歌

 

    春の花を、たずねながら、散策です

土手に咲く、”菜の花”・・ではなく、”カラシナ”です。

淡い・・緑と黄色が・・・いかにも春の色です・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右は荒川、左は入間川

 

 

  花の部分の拡大

 

これは、何の花 ・?・?・

調べて見ると・・・「マンサク」? X

 マンサクの花?ではなく三椏(みつまた)の花では・・

 と、教えて戴きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   「あせび」でしょうか・・

 

                『行邁』

                白々紅々相間つて開き

                三々五々青を踏み来たる

                戯れに胡蝶に随って遠きを知らず

                行人を驚き見て笑却して廻(かえ)る

                              ・・・・黄山谷

 

                  読み方・・・行邁(こうまい)

                白白(はくはく) 紅紅(こうこう) 相(あい)(まじわ)って開(ひら)き。

                三三(さんさん) 五五(ごご) 青(せい)を踏(ふ)み来(きた)る。

                戯(たわむ)れに胡蝶(こちょう)に隨(したが)って 遠(とお)きを知(し)らず。

                驚(おどろ)き行人(こうじん)を見(み)て 笑却(しょうきゃく)して回(かえ)る。

 

                今日の、花をたずねての”行邁”、まさに黄山谷の詩の心境・・・・・

 

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春を探しに・・・

2014-03-23 19:38:03 | 写真と詩歌

        春を探しに・・・     


うひゃー!もう満開・・ 寒桜の一種でしょうか 花の色は濃いピンクです 

 

 

 

                      

 

 

 

拡大してみました。

 

満開・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

近所の・・庭に咲いていました

 

椿です

八重椿!?

・・・・・そんな品種は、実際あるのかどうか、知りませんが・・・

端正にして、優雅・・・

 

 

  

 

 

 

万葉の小径にて

 

 

猫の手が、白い花に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


拡大してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 辛夷・こぶし  の花だそうです

   猫の手が、化けて、みんな花になった頃・・・

 さぞかし、壮観だろうと・・・

 

 

 

         ○青空に白を極めて辛夷かな   裕

 

         今日の昼下がりの、春の花たち、の風景  ・・・My Favorite Things

 

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公園の木瓜の花・色は紅白です

2014-03-22 18:13:54 | 写真と詩歌

公園の木瓜の花・色は紅白です・・・ 











こちらは白い木瓜 











 ○ 照りとどまる春の日輪庭の奥に 緋木瓜の花が熱に倦める ・・利玄

木瓜は、大きく二種類あるそうで、
          ・・・人の背丈ぐらいが、普通の木瓜。
          ・・・膝から腰ぐらいのが、草木瓜。
                ここの公園の木瓜は普通のです。

・・花は3~4月に、葉よりも先に咲くようです。短枝の脇に数個つき、2~ 3cm。色は淡紅、緋紅、白と紅の斑、白などがあるようです。・・・春の花
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