『トーチクハム 彩の輝工房』
埼玉県比企郡川島町戸守500 トーチクハム埼玉工場敷地内特設直売所
トーチクハムの製造工場は基本的には製造のみで販売店などは特に設けていません。
並んで、販売開始を待っています。
月に一度、第4土曜日のみ、工場内に特設会場で販売します。
販売時間は午前11時から午後4時まで。開店前から並びます。
近くは、川島町の”白鳥飛来地”があります。
・・・・・ 白鳥は、先日の大雪以来、姿をみせない、とのことです。先ほど・・三井精機工業株式会社の社員の方と立ち話をして確かめました。”北へ帰る旅人の旅立ち”は例年三月の頃の”晴れた日”の筈です。雪で見つけにくくなった”えさ”を、懸命に探しているのかも知れません・・・。
さて、・・・
「ハムやソーセージの工場直売」に関心を持って、機会があればと思っていたのは、ブログの知人の記事に触発されたからです。・・・今日、思いが叶いました・・・
入場は、買い物籠が空いた分を渡せる人まで、ずいぶん待ちます。
並んでいて、自分の番が来ました。買い物籠を貰い、入場です・・・店舗内の入口近くにテーブルが置かれ、試食品が置かれています。
試食品のそばには従業員がいない場合は、遠慮無く、食べ放題です(笑)
品揃えを見るとウインナー・ソーセージ・ハム・ベーコンなどがある。
そこで、ソーセージの違いについて少し説明。
・・・全部、にわか仕込みの受け売りの知識です・・・
[厳密な意味でのソーセージの種類]
・ウインナーソーセージは羊の腸に詰めたもの。
・フランクフルトソーセージは豚の腸に詰めたもの。
・ボロニアソーセージは牛の腸に詰めたもの。
・・・現在では羊や豚の腸の代わりをする詰め袋(人工ケーシング)が開発されました。
保存面や衛生面、コスト面などから、日本では人工ケーシングを多く使用しています。
日本では現実的に、日本農林規格(JAS)は、太さによってソーセージを分類。
[日本農林規格(JAS)でのソーセージの分類]
・太さが直径20mm未満の人工ケーシングに詰めたものをウインナー。
・太さが直径20mm以上36mm未満の人工ケーシングに詰めたものをフランクフルト。
・太さが直径36mm以上の人工ケーシングにつめたものをボロニアソーセージ。
・・・基本的にウインナーもフランクフルトもボロニアも、原料や製造方法は同じです。
ソーセージの違いは、ケーシングの種類と径の太さで分類しています。
◇ポークソーセージ(ウインナー)
・パック入りの袋ごと計量すると365gのウインナーソーセージが入っている。
・・ウインナーは一般的なものと同じ位の大きさがあり、それが24本入っている。
・・・表面に焼き色が付くまでしっかりと焼いてから頂きました。
皮のパリッとした食感、塩加減、香辛料の加減、豚肉の旨味などなかなか美味しい。
◇ポークソーセージ(リオナソーセージ)
※リオナソーセージはフランス中部のリヨン地方が発祥。
・豚肉と牛肉を原料とし、これに角切りの豚脂肪やグリーンピース・レッドピーマンなどを加え、牛腸などに詰めた大型のソーセージ。
・・パック入りの袋ごと計量すると531gのソーセージが入っている。
・・ソーセージと言う名称だが、丸い形状のスライスしたハムと同じ様に見える。
・・・不揃いな厚さで2mm~2cmと幅があるが、塩加減・香辛料共に控えめな味付け。
あっさりとした赤身部分、角切りの脂身、ピスタチオから成るソーセージ。
上品な肉の旨味がする誰もが食べられる万人向けの味わいのソーセージ。
◇ポークソーセージ(ボロニアソーセージ)
※ボロニアソーセージはイタリアのボローニャ地方が発祥。
なおボローニャ特産のソーセージは「モルタデッラ」と言います。
細かく挽いた豚肉に、豚の喉の脂身を細かく切って加え、円筒形に成形して蒸したもの。
・・パック入りの袋ごと計量すると532gのソーセージが入っている。
・・ソーセージと言う名称だが、丸い形状のスライスしたハムと同じ様に見える。
・・不揃いな厚さで2mm~2cmと幅があるが、塩加減は控えめながら香辛料は強い。
あっさりとした赤身部分、角切りの脂身から成るスパイシーなソーセージ。
スパイシーと言っても特に辛い訳では無く、香辛料の香りや風味が強い。
個人的な感想ですが、サラミに似た香辛料の香りや風味がする味わい。
これは個性的な味わいなので、万人向けのソーセージとは言えない。
買い物の一例・・・
*切り落としハム・サラミ ・・・¥300
*ソーセージ・ウィンナー 0.5Kg ・・・¥300
*ポークソーセージ ・・・¥150
*ベーコンブロック ・・・¥300
*ボロニアソーセージ ・・・¥400
*ミートローフ ・・・¥200
*黒糖焼豚 ・・・¥300
なお、かなり安いと思いますが、基準が分かりません。恥ずかしながら、知っているのは、ウィンナー二袋で¥298ぐらい・・・。当分我が家の食卓と酒の肴は、ウィンナーが続きそうです。、
なお、大量のパックいりのハムを買い、使い切れない場合は冷凍保存できます。
・こつ
・・残ったハムを、一回で食べる量に小分けします。
・・ラップにくるんでフリーザーの袋に入れます。
・・・ラップにくるむ時、空気を抜きます。・・乾燥と酸化を防ぐため。
・・冷凍保存期間は一ヶ月程度まででしょうか。
・・食べる時、前日に解凍庫で解凍します。レンジの解凍機能でもOK。
・以上
・ウィンナーも同様ですが、ケーシング仕様のため、ラッピングは必要ないかも。・・・(しなぶれるようでしたら、空気に触れない工夫が必要です)・・・これも受け売りですが・・・
帰りに・・・農産物直売所で”野菜”を買おうと思いましたが、ほぼ”空”でした。雪で、野菜がないのか、行ったのが遅かったのか・・・分かりません。