二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

10月26日(土) NYY(H) 第2戦

2024-10-27 | 試合の感想
https://www.mlb.com/gameday/yankees-vs-dodgers/2024/10/26/775294/
https://baseballsavant.mlb.com/gamefeed?gamePk=775294

大谷:NYM戦の二盗失敗時と同様、スライディングのタイミングが遅すぎ、ベース到達時に減速できておらず、ベースと衝突してダメージが発生する危険なスライディングをしている。
完全に大谷のミス。


  負傷の度合いが不明だが、スライディングが遅ければ遅いほど、二塁ベースで止まることが出来ず、体の他の部分で強制的に減速しないといけないので、負担は大きい。
 驚くことに、NYM戦での二盗失敗以降、二盗時のスライディングのミスを修正できていなかった。
 また、スタートが遅れて際どいタイミングの場合、タッチをかいくぐる必要が出てくるので、通常のスライディングの体勢ではなくなってしまっている。

 https://youtu.be/qmnp7bVulp4?t=430

  スロー再生、あるいはコマ送りして頂ければ分かるように、相手投手[Clay Holmes (R)] が左足を上げて投球動作を開始しているのに対し、走者大谷は反応できていない。
 遅れてスタートを切ってしまっている。これは以前から散見されたことだ。(テレビ画面で見る限り、Bettsの打席時のリードは大きかった)
  T.Herの打席の初球は内角低SL[86.9mph]で有利だったのにも関わらず、際どいタイミングとなり、スライディングにも失敗した為、アウトになっている。
 また、今季よくあったように、走塁中にホームベースの方向を見る事が多く、その分、遅くなっている。良いスタートを切っていれば問題ないが、悪いスタートだとロスになる。
 ホームベースを見て視線が切れると、二塁ベースのアプローチで目測を誤る可能性も出てくる。大谷はトップスピードで “勢いをつけて” スライディングをしている。
 普段よりも高い位置から落ちた場合、大きな体格、トップスピード、ベースまでの距離の短さを考慮すれば、左手を付いた際、相当な負荷が左肩にかかったと思われる。

  基本的に盗塁を失敗してもOKだが、絶対にオーバーランしてはいけない。怪我のリスクが増大する。
 本当に愚かで避けられたミスだった。チームの士気も大きく減退し、危うく大逆転を喫するところだった。大谷の試合を見た中でワーストの試合だった。
 
  最悪の場合、これでシーズン終了だろう。そうであるならば本当に愚かだったとしか言いようがない。チームに迷惑をかけ、絶対に非難に値する。
 明日、移動日だったのが幸いだ。左肩を脱臼しかけたとか、左腕の上腕の筋肉を伸ばしたとか、試合出場可能な軽症であることを祈る。

24/10/27(日) 11:56 MLB Juan Toribio 大谷、第2戦で盗塁を試みた際に肩を負傷 https://www.mlb.com/dodgers/news/shohei-ohtani-injures-left-shoulder-in-world-series-game-2
 ロサンゼルス― アンソニー・ボルペが二塁でタグをつけた瞬間、大谷翔平は何かがおかしいと感じた。
  ヤンキースとの第2戦の7回、ヤンキースのリリーバー、クレイ・ホームズに対して四球を選んだ大谷は、二塁ベースを目指して飛び出し、
 左腕をぎこちなく伸ばしてベースをオーバーランしたように見えた。
 大谷は数分間、土の上にとどまっていた。 トレーナーのチェックを受けた後、左肩を痛めたようで、何人かの介助を受けながらフィールドを後にした。
FOXの中継では、大谷がドジャースのトレーニングスタッフに日本語で「左肩です」と言っているのが聞こえた。
  ケガの程度は不明だが、大谷はスライディングの後、明らかに違和感があった。 大谷を失うことは、ドジャースのオフェンスにとって壊滅的な打撃となるだろう。
 大谷はシーズン50本塁打、50盗塁を達成した初の選手となり、3度目の最優秀選手賞への道を歩んでいる。
 この日本人スーパースターはポストシーズンでも輝きを放ち、パドレスとのプレーオフでは キャリア初の3ランホームランを放った。
 負傷前の大谷は、フォールクラシックでは1勝8敗だったが、第1戦の勝利で8回に同点ゴールを決めた。

24/10/27(日) Full-Count 負傷の大谷翔平、勝利後2分で球場去る 病院直行か…Tシャツ姿でアイシングはせず https://full-count.jp/2024/10/27/post1644983/
 盗塁時にアクシデント…試合終了時にはグラウンドに姿見せず
 【MLB】ドジャース 4ー2 ヤンキース(日本時間27日・ロサンゼルス)

  ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。
 7回に二盗を試みた際に左肩を痛めたとみられ、試合後は、試合終了2分でトレーナーらとともに球場を後にした。病院に向かったとみられる。
  大谷は7回1死走者なしでの第4打席で、4番手クレイ・ホームズ投手から四球を選んで出塁。1死後に二盗を試みてアウトになった。
 その際、スライディングで左手をついた際に左肩を痛めたとみられ、塁上に倒れ込みながら苦悶の表情を浮かべた。
  倒れたまま動けない大谷に場内は騒然となり、中島陽介トレーナーやデーブ・ロバーツ監督が大急ぎで二塁へ。大谷は倒れながら「肩っすね」と説明。
 中島トレーナーが「どっちの肩?」と聞くと「左」と答え、「外れた?」と聞かれると、大谷は「たぶん……」と回答。

 その後、大谷はなんとか立ち上がり、左腕を動かさないようにしながらベンチへ戻っていったが、突然のアクシデントに球場が静まりかえった。
  その後、ドジャースは試合に勝利するも、大谷はグラウンドには姿を見せなかった。試合が終わって2分後、大谷は白いTシャツ姿で中島トレーナーとともにロッカーを後にした。
 その際はアイシングをする様子はなかった。

24/10/27(日) Full-Count 大谷翔平は「左肩の亜脱臼」 MRI検査へ…指揮官説明「筋力と可動域は大丈夫そう」 https://full-count.jp/2024/10/27/post1644955/
> 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の状況について「彼は少しばかり肩を亜脱臼したようだ」と説明。状態については軽傷だとし、今後MRI検査を行うという。
  試合後、会見を行った指揮官は、大谷の左肩の状態について「今夜、そして明日、我々は検査を行うだろうと話した。
 そして現時点での状態については「筋力と可動域は大丈夫そうだから、それは間違いなくポジティブなことだ」と、重症ではないことを明かした。

24/10/27(日) 12:51 MLB.jp ドジャース・大谷は左肩亜脱臼か あす検査をして詳細な状態が判明 http://www.mlb.jp/2024/10/27/74479/
  日本時間10月27日、ドジャースはヤンキースとのワールドシリーズ第2戦に4対2で勝利。シリーズの対戦成績を2勝0敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて優位に立った。
 しかし、この試合では大谷翔平が二塁への盗塁を試みた際に左肩を負傷。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の左肩について「亜脱臼だろう」との見通しを示した。
 米公式サイト「MLB.com」でドジャースを担当するフアン・トリビオ記者によるとあす精密検査が行われ、症状の程度、試合出場の可否など、詳細な状態が判明する見込みのようだ。
  ロバーツ監督は「我々は勇気づけられている」と語っており、初期段階の簡単な検査では大谷の左肩はそれほど重症ではなかったとみられる。
 トリビオ記者によると、大谷はワールドシリーズ第2戦の試合終了とほぼ同時にドジャー・スタジアムを後にして帰宅。
 「検査をするまで推測はできないが、我々は勇気づけられている」と最悪の事態を回避できる見込みであることを示唆した。
  大谷はここまでワールドシリーズ2試合で8打数1安打、打率.125、OPS.472という成績。
 ポストシーズン全体では13試合で打率.260、3本塁打、10打点、OPS.863を記録しているが、盗塁は2度試みて2度とも失敗している。
 舞台をヤンキー・スタジアムに移すワールドシリーズ第3戦以降も出場できるのか、精密検査の結果が非常に気になるところだ。

     13:29 日刊スポーツ ロバーツ監督、大谷翔平の状態を説明「肩の強度も可動域も問題なくいい兆候だ」
> ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、負傷した大谷翔平投手(30)について左肩の亜脱臼だと明かし、MRI検査などを受けると話した。
 「今日、明日にいくつか検査を受け、数日中に詳しい状態がわかる。ただ肩の強度も可動域も問題なく、いい兆候だ。
  スキャンの結果が出なければ何とも言えないが、ポジティブな状況。少し亜脱臼した状態で、完全に外れた状況ではない
」と説明。
 「倒れたときは心配したが、強度と可動域のテストをした後は、前向きになれた」と話した。
 残りのシリーズで大谷を欠くことになるかどうかについては
 「彼はスタメンに入ると見込んでいる。打撃の影響は、左肩は右肩より左打ちの打者には影響が少ないだろう。だが詳しい結果が出てからだ」と話した。

  ロバーツ監督の所属選手に対する怪我やコンディションに関するコメントは信用度が低い。「大丈夫そうだ」→「検査で重症。今季終了」みたいな事は過去にもあった。

【亜脱臼】  https://www.perplexity.ai/search/ya-tuo-jiu-1au33REtR0uJciGPXMZ7tA
定義 亜脱臼は、関節を形成している骨が部分的にずれていますが、完全には離れていない状態です。

症状
・瞬間的に強い痛みが生じますが、関節が完全に外れたとは感じないことがあります。
・関節がはずれかかってはすぐにもどるため、外れたと感じないこともあります
・痛み、腫れ、損傷部位での動きの制限、圧痛などが見られます

治療
整復: 医師が関節を元の位置に戻す(整復)処置を行います。自分で戻せる程度の亜脱臼もありますが、正しい方法で行わないと周囲の血管や神経を傷つける危険があります。
固定と安静: 整復後、関節を固定し、安静にします。最近では、脱臼した側の腕を外旋位で固定する方法が推奨されており、再発率が低くなることが報告されています。
リハビリテーション: 脱臼を起こすような動作を避け、関節周囲の筋肉を強化するリハビリテーションが行われます。


  山本由伸は素晴らしかった。同点HRを打たれてしまったが、その後は抑えた。54S/86球 [62.8%] 6.1回 1H(1HR) 2BB 4K 3.86ERA

    割合  速度  回転数
4S   49  0.1 ↑  40 ↑   最速98.0mph
CUV  24  -0.8 ↓  39 ↑
SF   13  1.2 ↑  177 ↑
SL    9  0.2 ↑   26 ↑
CUT   5  -1.3 ↓  88 ↑


  9回表:昨日、14S/22球 [S% 63.6%]/1.1回 だった Treinen を連投させるとは・・・完全にDave Roberts監督のミスだ。また、勝負師でないことを証明した。
     ここは、相性はともかく、昨日、投げていない Hudson [2.08ERA .250AVG 1.15WHIP /5G 4.1回] が妥当だった。
     Treinen は 15S/33球[S率 45.5%]も投げさせられて、交代するタイミングも遅れてしまった。(NYYシリーズで起用に影響が出る)
     本当に腹立たしい。馬鹿としか言いようがない。勝ったのは、ただ、運が良かっただけだ。


24/10/27(日) 12:36 MLB Anthony Castrovince 大谷の怪我が影を落とす、山本の1安打スタートとLAのワールドシリーズ2-0リード https://www.mlb.com/dodgers/news/dodgers-win-world-series-game-2-2024
  ロサンゼルス― 大音響の夜だった。 L.A.のレジェンド、アイス・キューブによる試合前のパフォーマンス。
 ドジャース打線から飛び出すボール。 山本由伸へのスタンディングオベーション。 巨大なセンタースピーカーからパーティーミュージックが鳴り響き、祝賀ムードに包まれる。

  大谷翔平が7回の盗塁失敗で左肩を痛め、明らかに苦しそうに地面に横たわったとき、第2戦の騒ぎはすべて消え去った。
 ドジャー・スタジアムの観衆はすぐに静まり返り、ヤンキースが9回に逆転しかけたときには、強い緊張感に包まれた。

  しかし、象徴的な指名打者の負傷が重くのしかかる中、ドジャースは前夜のフレディ・フリーマンの熱狂を糧に、
 土曜の夜に4-2で勝利し、この秋のベスト・オブ・クラシックで2-0の圧倒的優位に立つことができた。

  フリーマンは、右足首の捻挫をまだ治していなかったが、再び深い打球を放ち、今回はNLCSのMVPトミー・エドマンとオールスターのテオスカー・エルナンデス、
 そして山本の6回1/3を1安打に抑えた。
 ヤンキースは9回に1点を追加し満塁とすると、誰もがハラハラした。 しかし、ドジャースは本拠地を守った。

  ポストシーズンのベスト・オブ・セブンのシリーズでは、2-0でリードしたチームがそのまま勝ち進んだことが92回中77回(84%)ある。
 最も最近の2-0からの逆転劇は2023年のNLCSで、Dバックスがフィリーズを相手に逆転した。
  現在の2-3-2方式では、第1戦と第2戦をホームで制したチームがシリーズを制したのは56回中45回(80%)である。
 そして、西海岸にスラッギング・スーパースターの一団を呼び寄せたヤンキースは、開幕戦では1アウト1敗と怒涛の追い上げを見せながら、
 リングまであと2勝と迫っているドジャース・チームを相手に、手ごわい劣勢を背負って東へ向かう。

  第1戦と同様、この試合もドジャースが先制した。 そして前のラウンドでヒーローとなったように、エドマンが先制打を放った。
 2023年10月に手首の手術を受けて以来、シーズンを通してプレーしていなかったこともあり、トレード・デッドラインでカージナルスからドジャースへ移籍してきたエドマンは、
 全身でプレーできるコーチの子である。 しかし、この2週間で、このひょろひょろのユーティリティ・マンは、レフトを悲惨な目に遭わせることで「トミー・タンクス」と呼ばれるようになった。
 2回裏、先頭のエドマンはロドンの内角速球を左翼ファウルポール近くの客席に運び、1-0とした。

  そのリードも束の間、ヤンキースの右翼手フアン・ソトが、その次の回に山本からソロを放った。
 金曜日に26歳になったソトは、華麗にバットを弾き、1点差で迎えた塁を自信たっぷりに闊歩した。

  しかし、長くは続かなかった。 3回裏、満員のドジャース打線はロドンの速球に喰らいつき、2アウトラリーを仕掛けた。 まず、ムーキー・ベッツが左前打で出塁。
 そして、12億ドルを投じた冬のドジャース移籍で、あまり注目されていなかったが、オールスターで活躍したテオスカー・エルナンデスが、
 98マイルのフォーシームを右翼パビリオン席に叩き込み、3-1とする圧巻の2ランを放った。
  フリーマンが登板したとき、ドジャースタジアムはテオスカーのテイターの後、まだ揺れていた。
 カーク・ギブソンのカラオケ・ナイトで着ていたジャージは、スタジアムのスイート・レベルの入り口付近に飾られていたが、
 フリーマンは、第1戦の壮絶な結末が彼の貢献の終わりではないことを明らかにした。
 フリーマンはカウントをフルに使い、ロドンがもう一発のハイ・ヒーターで勝負を挑んできたときに繋いだ。
 一晩前と同様、フリーマンはボールの行方を疑うことなく、ドジャースは4-1と逆転した。

  2023年冬に12年総額3億2500万ドルの契約でドジャースに移籍した際、興味を示していたヤンキースを振り切り、エースのゲリット・コールに一歩譲ったのだ。
 ソトの一発と2つの四球を許しただけで、危険な打線を混乱させ、7回まで投げてよく使われるロサンゼルスのブルペンにプレッシャーをかけなかった。
 彼は最後に対戦した11人の打者を完封し、拍手喝采の中を去った。

  この歓喜が、大谷が二塁で痛みに耐えているときの静寂を、より一層突き刺すものにしていた。
 大谷はクレイ・ホームズから四球を選び、レギュラーシーズンで59回やったのと同じように盗塁を試みた。
  大谷の負傷で流れが変わり、ヤンキースは9回にブレイク・トレイネンからラリーを仕掛けてリードを変えようとした。
 フアン・ソトがシングルヒットで出塁、ワイルドピッチで進塁し、ジャンカルロ・スタントンが三塁ベースを叩いてホームインした。
 ジャズ・チショーム・ジュニアがシングルヒットで一死一、二塁とし、トレイネンはアンソニー・リゾを2-2のピッチャーゴロに打ち取り、満塁とした。
 しかし、トレイネンはアンソニー・ボルペを空振り三振に仕留め、アレックス・ベシアはホセ・トレビノを1球でアウトにし、再び大歓声が戻った。

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