MAYURI SHOJI
体当たりリポーターの取材日記
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庄司麻由里のカッパすいすい

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日記?/?2009年02月17日 20時34分39秒
デカチビコンビ パリ旅行記 その3

2月1日(日)パリで初めて迎えた朝
今回のパリ旅行での、二人のお楽しみの一つが蚤の市!!パリ通の堤さんも、今まで旅行日程の中に、日曜日がちょうどあたったことがなかったということで、蚤の市は初体験!雑貨好きの私たちにとって、パリの蚤の市は是非行って見たい憧れスポット・・・・!
出発前に日本でガイド本を読んで検討した結果、パリの蚤の市で最大規模のクリニャンクールは、どうやら本格的なアンティークなどが中心でちょっとハードルが高そうということになり、それよりはもう少し気軽な生活用品などの雑貨が多く集まると言うヴァンヴの蚤の市に行ってみることにしました。
堤さんの、「庄司さん、とにかくパリの冬は寒いです!東京なんて比べ物にならないほど寒いです!ババシャツ、帽子、手袋、とにかく防寒グッズはくれぐれもお忘れなく!」というアドバイスに従い、着られるものは全部着こんでの
          ダルマさん状態

堤さんもホカロン握り締め万全の防寒スタイル
               


いやー並んでる並んでる・・・・!
いろいろな方がそれぞれ方お店を広げて、まさにフリーマーケット状態!
キャーなんて面白いものが並んでいるんでしょう
家具、食器、グラス、ボタン、スタンプ、レコード、古着、靴、アクセサリー・・・・・もうガラクタにしか見えない埃だらけのものが雑然とゴチャゴチャ並んでいる中から、自分にとってのお宝を探すのはものすごく楽しい
はぐれないように、視界の中にお互いを認め合いながらも、それぞれ欲しいものを見つけたときは、さぁここからはお店の人と真剣交渉
とは言ってもフランス語はさっぱりわからない!英語なら、片言でも値段ぐらいはわかるけどフランス語はまったくひとこともチンプンカンプン・・・・
そこでふたりが手に握り締めていたのはメモ帳とサインペン!
「うわコレ欲しいないくらかな?」と思った瞬間、お店の人にニカッと笑いかけて、商品を指差して、メモ帳とサインペンを差し出すと、向こうも心得たもの!数字を書いてくれます・・・・
アーヨカッタ数字は万国共通で・・・
でも、ここでそのまま払っちゃ女がすたる
またまたニカッニカッと笑って、書いてくれた数字にバッテンをつけて希望の数字を書いて差し出すと、お店の人は苦笑い・・・私の書いた数字にあちらもバッテンをつけつつ、最初に提示した数字よりは安い値段を書いてきます。
こんなふうにメモ帳の筆談と、眉毛やら口の形やらを最大限に動かして、おおげさに喜んで見せたり、困って見せたり、「お願い!」の表情を作ったりとの百面相で、コミニケーションをとりながらのやりとりも楽しい
堤さん、手に持っているペン立ての
      交渉成立の記念写真


さて、「雑貨好き」という点では共通の私たちなのですが、蚤の市でしばらくするうち、お互い動かなくなっちゃうポイントはだいぶ違うことに気がつきました。
私はなんだかゴテゴテハデハデ賑やかな柄ものが大好き
それに対して、堤さんが目を輝かせて吸い寄せられちゃうのは、ロゴが書いてあるもの、素朴で形がちょっと変わったもの・・・・
「キャー!庄司さん見て見て!エールフランスのロゴの入ったかばん!かわいい」 「うわうわっ!この水差し、古いウイスキー会社のロゴが入ってる」 「このコーヒーカップ、形がなんともいいですよねぇ~」 「いや~ん、コレ壁にかけるお砂糖入れですよ~~」
             

午前中いっぱいかけて見て回ったら、お互い、あんまり荷物が重くなっちゃったので、いったんホテルに帰ることに・・・・
ではでは二人の戦利品を大公開~~~
私が買ったのはこれら・・・
この中で一番高かったのはコレ!
何を入れるものなのかも、古いものなのかもよくわからないのだけど、なんだかコテコテしていて一目惚れ・・・
ただ最初、300ユーロ(約36000円)と言われて、全精力をかけて交渉開始
すったもんだのあげく、なんと後ろに写っている気球の絵までつけて265ユーロ(約31800円)にしてもらって、めでたく握手・・・・

このなんだか滑稽な絵柄のお皿は最初30ユーロ(約3600円)と言われてあきらめてたのが、帰り際にもう一度未練がましく見ていたら「マダム、いくらなら買うの?」(と言っていたと思う)と聞かれ、ダメモトで20ユーロ(約2400円)と筆談したら「いいよオッケー」(みたいな感じだと思う)と言ってくれてラッキー

この灰皿(?)と小さな小さなスプーンは、あわせて25ユーロ(約3000円)にしてもらいました



こちらは堤さんの戦利品
手前の木製のおぼん(?)はクラシカルでフォルムがとっていい味だしてます。

そしてこれらは、堤さんが特に時間をかけて一枚一枚選んだもの・・・昔のインクの吸い取り紙なんですって今では貴重なものでコレクターもいるんだとか・・・
一枚一枚のイラストがものすごくキュート

ふたりとも、お気に入りの品をゲットできて、大満足

                                          ・・・・・つづく


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