千曲川のうた

日本一の長河千曲川。その季節の表情を詩歌とともに。
人生は俳句と釣りさ。あ、それと愛。

石を拾ってくるのはいいかげんによそう

2013年07月14日 | 千曲川の石
石を拾ってくる子どもだった。
もう大人になって、というか初老のおっさんなので、石を拾ってくるのは我慢しておこうと思うのだが、河原を歩いているといろいろな石が声を掛けてくる。



この石は私がこれまでに拾ったなかで一番赤い。実際には赤っぽい茶色というべきかも知れないが、自然石でこれだけ赤いのはそうはない。だからキープしている。



こちらは薄いしましまが好きだ。2種類の砂が交互に沈殿して形成されたのだと想像されるが、これは地層と同じで、視覚化された時間である。
掌に載せると丁度良い重さで、このレイヤ1層がどれくらいの時間を封じ込めているのかと考えたりしながら眺めている。