秋の深まりを感じながら、中間テストの期間を終えた。
多くの生徒に共通することなのではないかと思うのだが、
英数理社国の五科目の中で、
『他の四科目はいいのに、
この科目だけなかなか思うように点数が取れない。』
また、
『他の四科目は悪いが、
この科目はいつもいい点数取れる。』
というような例外的な得点となる科目とうことで言えば、
「国語」がその代表となるのではないかと思う。
あるときは、自分の意見・考えを反映して設問に答えないといけない。
またあるときは、『自分はこう思う』というのを押し留めて、
たとえ正反対の考えであっても、
筆者の言いたいこと、気持ちを考え、その意見を代弁し、
自分の考えであるかのような書き方をしなければならないこともある。
そこそこ実力があったとしても、い加減な気持ちで問題を解いては、決して高得点は望めない。
知識・経験・直感などを活かし、頭をフル回転させて『思考』しなければならない。
そのせいもあって、入試でも、模擬テストでもフレッシュな頭で、
疲れが出ない1時間目に配置されていることがほとんどだ。
「丁寧に問題文を読み、謙虚な姿勢で細部に気を配る」
そういう、性格的な要素も大いに関係してくる。
また、たとえ性格的には大雑把な人であっても、
『ラブレターを書くように』答案を書くという気持ちを持つことも大切だ。
恋する相手(採点者)に気に入られるように…、
一字一句、慎重に言葉を選んで…。
常にそういう気持ちを持って望んでもらいたいものだ。
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