期末テストの時期に入っているが、
前回の中間テストで出題された問題で、気になるものがあった。
ある中学校の3年生の社会で歴史からの出題だったのだが、
問題の冒頭に解答の際の注意事項として、
「漢字指定は漢字が書けていなければ×です。それ以外の解答は、漢字で書けていなくてもOKです。
ただし、漢字とふりがなを同時にかくことは認めません。最後まで全力を尽くしましょう。」
が書かれてあった。
そのテストは、全部で92問解答欄があったのだが、
漢字指定とされていたのは、たったの5問。
驚きだ。
「大日本帝国(憲法)」 「下関(条約)」 「日英(同盟)」 「辛亥(革命)」 「治安維持法」
たったこれだけ。
あとは、オール平仮名でいい。
なんて《親切》なテストなんだ?!
国語の先生からは、「漢字は大切だぞ」と言われるのに、
社会の先生からは、「漢字なんてどおでもええぞ」と言われているに等しい。
生徒の方から、
「バカにすんな!、教師という仕事をなんやと思うてんねん!」
というような声が発せられることはないのだろうか。
学校の、教師個人の問題なのだろうか、
あるいは、
昨今の平仮名ムードの蔓延とゆとり教育がもたらした弊害なのだろうか。
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