横浜の印刷会社【シュービ】のブログ

横浜市都筑区川向町・横浜の印刷会社シュービの公式ブログ。環境を守りながら大好きな印刷をして、毎日楽しく仕事しています。

モリサワ バリアブルフォント フォントの概念が変わります

2025年02月28日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

今回はモリサワが発売したバリアブルフォントにビックリしました

一つのフォントで太くも細くもそして角が取れたりするフォントです
イタリック体(斜体)にしても違和感が出ないように計算されているので慣れてくると使い勝手は相当に良いように思います

以前ならフォントをアプリケーションでアウトライン化してから様々な加工をして表現したしのですが、これは文字の太さを変えたりするだけで比較的簡単に加工できます。


イラストレーターの文字パネルのスライダーで自由自在、いろいろと試せます

コンピュータの処理が早いので、全然ストレスは感じません
デザインセンスが不足している私でも何か出来るような気がしてしまいます
フォント名は Drive FLux Variable だそうです

モリサワさんのWEBに最適な書体を捜せるサイトが有ります
書体を見るのも愉しいですよ


印刷屋にとってフォント(書体)は非常に重要なものです
私が仕事を始めた1980年はまだ活字(鋳物)で名刺を刷っている印刷屋が多数いた時代です。

しかし、父はこれから鋳物を使わない時代が来る!と言う事で活版ではなくオフセット印刷の設備にお金を使いました。
というか、活字を買うとなると1本100円で一書体2000文字(常用漢字だけ)以上有るので20万円以上です
これでやっと一書体だけ、これを大きさ別に揃えるとなると大変な事になってしまう訳です

写植でも一書体15万円で当初は4書体揃えて60万円使いましたし、外字という書体セットが有って、それも1枚4000円から8000円で買わないとなりませんでした

「廣田」さんの名刺を作るのに外字を買うお金をケチって<黄>を小さくして文字を作ってなんとか納品させていただいた事も有りました

モニターの中で完結する今からは想像も出来ない世界です
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page2025展示会 他のビジネスとコラボすれば印刷屋で生きて行けるかも

2025年02月21日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

今日は池袋サンシャインシティで開催された展示会に参加してきました

今回は特に革新的な機械は見つけられなかったのですが、展示会に出展している企業の若い女性に刺されてしまいました

展示会は150社位の会社が出ているので来場者へのアプローチは新宿の繁華街を歩いているより圧倒的に多いので、そのたびに足を止めて話を聞いていたら一日が終わってしまいます
笑顔でありがとうの気持ちを込めて、でも無視して歩かないと前に進みません

そして、進もうとしたのですが、その若い女性は「印刷とコラボする商品です!きっとお客様に刺さります!」と満面の笑顔で名刺を差し出して来ました


そのパワーに少しだけ聞いてみようと足を止めたのですが、本当に楽しそうに自分の商品を説明してくれました
弊社のクライアントへの提案に使えそうな商品に感じて来たのも、説明が楽しそうだったからかもしれません

そして、刺されたのは彼女が24歳の新人でまだ1年足らずなことでした
自分は45年目ですが、彼女の生き生きとした目に「印刷屋でまだ行けるかも」と言う気持ちにさせられました

今日、一番の収穫は「もっと頑張ろう!」って思わせていただいたことでした。






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写真の顔にゴミが・・・

2025年02月13日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

今週も寒い日が続きますね。自分は暑いより寒い方が好きなのでこれ位なら快適に過ごせます

さて、
お客様よりデータに無い、毛のようなものが顔写真の部分についているとお話をいただきました。

その印刷物をお見せしたいのですが、お客様の許可を取っていないので、その時に使用した用紙の写真を載せました

印刷屋はみんな知っているのですが、再生紙に入っているゴミが運悪く写真の顔部分に有ったのです

下にの写真の上部分の真ん中に有る毛のようなものですが、製紙メーカーの方に聞いたら綴じる黒い紐の残骸が入る事も有ると教えられました。
どの位が教養範囲かは社内規定が有るようですが、教えてもらえませんでした。


再生紙使用時の小さなゴミは環境に優しい印刷物を使っていると思ってお許しください



PS
今の再生紙は少しグレーで前述の様にゴミも入っていますが、平成20年古紙パルプ配合率偽装が発覚するまでの再生紙は「キレイ」な物が多くて古紙を70%も使ってこんなに白い用紙ができるのか?と、日本の脱墨技術に驚いていました。

保険の不正請求、自動車の車検問題、様々な偽装が発覚していますが無理な売上高追及、無理な時間短縮、無理な経費削減等、少し無理をし過ぎていたのかな?昭和世代は・・・と、どっぷりと昭和世代の人間が考えております。


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表紙にPP加工 片観音折を差し込む冊子印刷をいただきました

2025年02月07日 | 印刷
横浜の印刷会社シュービの村田です

今週末は各地で大雪が降り交通網が乱れるとの事で、弊社も出荷を早めました。
外出時は足元に注意しないといけませんね。

昨年、PP加工機を導入してからありがたいことに受注が増えました、社内で全部加工ができるので納期等もあまり気にせずに請ける事が出来るので助かります。


B6より少し大きい冊子に片観音のペラ物を一枚挿入して無線綴じをしました。
ペラ物が本文より少し小さいので、製本時に気を付けながら作業しました。

当初は2ページに跨っていた図ですが、1枚に繋がっていると見やすい図になりますね。

小ロットのお仕事は是非ご相談ください。なんでも出来るとは言えませんがいろいろな事にチャレンジしていきたいと思っています。
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