勝手に思うままに 榊原秀光のブログ

日頃 思っていることや感じたことを思うままに書きます。

勝手に思うままに 22

2009-12-01 09:08:20 | 平和
大井川鉄道にはいまだにSLが客車として走っています。
昨日、紅葉を見がてらSLに乗ってきました。
懐かしい~。 車窓の景色もすばらしく、紅葉も見事でした。
帰りの列車はお座敷列車といって、畳張りの座椅子のある客車に徳をしたような気分でした。 汽笛の音とシュッシュッという機関車の音そしてあの煙。
わたしたちが乗った機関車は昭和15年に作られたもので、なんと69歳にもなるのです。 この旅の途中、旧東海道の石畳があり歩いたのですが、悪い路面、急な坂にすこし歩いて怯んでしまいました。 しかし69歳のSLは外観は古そうですが、足回りは整備されていてピッカピカ(写真)、なんなく坂を上ってしまいます。SLに乗って山を眺めていると時代がタイムスリップしたようなそんな体験が出来たことと、歴史の継承の大切さ、歴史からの学びの大切さに気づきをいただきました。そんな歴史に学ぶお話をすこし・・・ 

勝手に思うままに22 古を似って鏡とす 

 唐時代を父親と一緒に力をあわせてつくり上げた太宗・李世民は、「古を以って鏡となさば、興替を見るべし。人を以って鏡となさば、得失を知るべし」という名言を残しています。

 昔の歴史を鏡として、これをいまにして映してみれば、栄枯盛衰や治乱興亡などの因果関係を明確に知ることが出来るといっているのです。自動車生産台数世界一になったトヨタの志ある方々は、佐吉や喜一郎の因窮を思い、おそらく歴史を鏡として、戦後の倒産の危機を乗り切ったものと思います。「人を以って鏡となさば」とありますが、トヨタでは、その人こそ豊田佐吉であり、豊田喜一郎なのです。何かあれば、この二人を鏡とする強さがトヨタにはあります。二人が判断基準になり、私心のずれを少なくしているように思います。優れた人物を敬う気持ち、必死に世のため人のために生きた人物を鏡とすれば、自分の考えや行いの是か非かが自然にわかるということできる人は強い。
 そこで私は、坂の上の雲 全巻読破めざして 始動 ^^;

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