手作り石けん しゃぼんの木

手作り石けんと愛犬福助の記録
【わんこの石けん屋さんFukuwauchi 】はじめました〜♫



オリーブ100%石けんからスタート❗️

2016-10-03 16:48:38 | 手作り石鹸
思えば 今年は3月に長く勤めた職場を退職し…
5月から新たな職場で勤務開始…


もともと慣れるのに時間がかかるタイプなので
仕事終わりは いつもの神社で放心状態の日も
多々ありました( ̄O ̄;)


やっと最近 石けんの事を考える事が出来るようになってきたので
先月は、しゃぼんの木定番を決めて…
そのレシピ作りに費やしていました〜


そして、満を辞して。
今月から石けん作りを再開いたしました⤴︎


まずは 『オリーブ100%石けん』から作ることに決定!

この石けんは、手荒れに困っている職場の仲間のために作りましたがマルシェでもご好評頂いてます^_^ 前回のは抗菌を狙ってティーツリーで香りをつけましたが、子供さんには・・・(>_<)

なので、今回は 癖のないブレンドにしました〜

このブレンドいい香りです💖
3つの精油は割合いによって印象がガラリと変わりますが、私はラベンダー控えめが気に入ってます^ ^


では、久しぶりなので丁寧にね^ ^



オリーブオイル




苛性ソーダと水




水の中に苛性ソーダを加えると本に書いてあったりしますが、私はいつも苛性ソーダの中に水を入れてます、1番最初に習った時には5分は混ぜるようにと言われました 溶け残りのないように混ぜればいいですね^ ^
(この時の蒸気は有害なので吸い込まないようにマスク😷と👓メガネ 万が一にも目に入ったら失明してしまいますからね、手に付いたら火傷するので苛性ソーダを扱う際は必ず手袋をします⚠️苛性ソーダ水とオイルを混ぜた生地が皮膚に付いても同じ事なので作業中はずっと手袋をしましょうね)

こんな風に説明すると 恐ろしいと感じると思いますが そう感じないとダメだと思います!本当にキケンな劇薬ですからね☝️️

でも、コールドプロセス製法で石けんを作るなら
苛性ソーダは必ず必要ですから 取り扱いには十分注意して 手順どおりに落ち着いて扱えば問題ありません^ ^



苛性ソーダ水を混ぜていくと 一気に80度くらいまで温度が急上昇⤴︎します(倒したりが心配ならシンクの中に置いておくのもいいかもしれませんね)



今回のは 常温で固まるハードオイルはありませんけど 湯煎して温めるのは何故かというと…

オイルとアルカリが反応して石けんになりますが
この反応が促進される適温があります

私は、40〜45度と習いましたが 混ぜる基材によっては熱を発生させるものもあったり、、、
真冬は冷めるのも早かったり、、、
室温が高い時もあります、、、

習ったとおりの温度で作ってみると
型入れ後の生地がジェル化したり
水滴だらけになったり 生地がものスゴい高温になったり、、、(・・;)
まぁ色んな事が起きましたねぇ(^◇^;)

なので、適温の目安として40〜45度
あとは その時の状況をみて温度は決めても良いのかなと思います^ ^沢山作っていくと そんな事も感覚で分かってくるのかもしれません^ ^



いつもは オイルを湯煎して
苛性ソーダ水の温度が下がるまでの間
家事をしたり もう1つ仕込む時にはそっちの準備なんかをしてスキマ時間を有効に使っていますが時間を気にする時には、、、

こんな感じで 水を入れた容器に苛性ソーダ水の入れ物をつけて 温度を下げる時もあります


この日は 少し湿度が高くエアコンで除湿していましたが 念のため40度をきる体温くらいでオイルと苛性ソーダ水を混ぜ合わせる事にしました⤴︎




ここからは 生地が分離しないように休まず混ぜていきます!!

石けん作りはお菓子作りと似ていますが
生クリームや卵を泡立てるような混ぜ方はNG❗️


私は、泡立て器を左右に動かし
たまに全体をぐるりと回して 生地全体を動かすように!と習いました(^ν^)
実際に混ぜてみると分かると思いますが、ボールのフチ辺りが意外と動いてなかったりするんで
たまにフチの辺りの生地もぐるりと動かすのもポイントですね〜^ ^


決して 空気を含ませるような手首のスナップを使う混ぜ方はしないようにとねヽ(・∀・)



これも 本なんかに出てますが
混ぜ始めから20分間は手を休めずに混ぜ続ける

というのも一理あると思います^ ^
石けん作りに慣れていないと 生地の変化に気づきにくいから とりあえず 分離しないように20分くらい混ぜとけば大丈夫だろう…って事かな(^◇^;)

だけど、オイルによっては
混ぜて5分も経たないうちに生地がモッタリしてくる事もあったり…その逆で 一生懸命20分混ぜても
シャバシャバな事もあります(~_~;)


なので、アルカリとオイルの適温と同じで
混ぜ始めて 生地の色の変化や混ぜてる時の手応えの変化に注意して混ぜるのが1番良いのかなと思います^ ^
これも経験が必要ですね、

最初のうちは 20分を目安にしたら良いと思います


私は ブログ用に写真を撮るので
混ぜ始めからタイマーを20分でセットして
手応えは無理だけど 生地の変化が分かるように
型入れ出来る状態まで時間をおいて写真を撮るようにしています^_^


こんな感じにね↓

混ぜ始めから5分後



10分後



15分後



20分後



生地の色がこんな風に白っぽくなるのが分かりますよね!
私は、混ぜていて こうして生地が変化していくのを見るのが好きです💖
手作り石けんに興味のある方には この変化を是非
知って頂きたくて こうして乗せています( ^ω^ )


オリーブオイルだけの石けんは固まるのに時間がかかるので、このくらい混ざれば分離の心配は要らないのでラップしておきます

冬場は保温箱に入れますが 今日は室温が高いので
このままおいて 生地がトロリとなるまで たまに
混ぜて様子を見ます^ ^


生地がトロリとなるというのも漠然としてますが
生地の固まり具合をみる方法は、
生クリームのたて方にあるような感じで
ボールの中で生地を泡立て器で動かして判断します、本に出てくるトレースが出るという状態は こんな感じ↓


泡立て器で動かした生地が跡になって残る
こんな状態は しっかりトレースと呼ばれます^ ^

ここまで 跡が残らなくてスーっと跡が馴染んで消えるくらいだとゆるトレース


このトレースの状態によって やり易いデザインも決まってくるわけです^_^


今回のは 少しデザインしようかと、、、

酸化クロムグリーンで色をつけ

生地を2色に分けました⤴︎



やりたいデザインは頭の中にありますが
どうやったら そう出来るか???それが問題です




何となく こうやれば上手くいくかな?と
型を斜めに固定してスタンバイ!




とりあえずベースの生地を流し込み…



グリーンの生地を レンゲを使ってそっと端っこに乗せていきます




こんな感じ



なんか ちょっとイメージと違うような…
ま、仕方ない 先に進もう…




残りのベースの生地をそっと乗せて、
こんな感じになりましたね^_^



型を元に戻してみると、、、



こうなりました〜〜


上から見るとこんな感じ


私のイメージはオリーブの葉が1枚斜めに浮かんでる🍃そんな風にデザインしたかったんだけど
…多分 カットしたら線が細いと思います(ー ー;)

まぁいっか。


新しいオリーブ100%石けんには
オリーブの葉を浮かべたかったんです✨✨✨

今までは 機能重視で ただの真っ白な石けんでしたからね^_^

今回イメージ通りにいかなくても
いつか 思い描いた通りに作れるように作り続けますo(^_-)O


お楽しみのカットは また後日…






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