なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

正隆の日記を・・・小説の一節

2009-09-10 | Memories
「いい?入れるよ!」

雛美礼の柔らかな肉の感触を先端に感じると、雛美礼は、自分から、腰を落としてきた。

ゆっくり、優しく。

温かく、ゆっくり締め付けてくる。

「はぁぁ~ん」

なんとも言えない、吐息を漏らした。

「痛くないか?」と聞くと

「大丈夫!でも、動かないでね。」と言った。

僕は、身動きしないで、様子を伺った。

恐怖と苦痛を与えたくはなかった。

しかし、先に声を出したのは、僕だった。

「あぁぁ。雛美礼の中、温かくて、気持ちがいいよ。」

「先生、・・・」

急に雛美礼の瞳から、大粒な涙が零れ落ちた。

「どうした?止めようか?痛い?」」

「違うの・・・・先生・・・うれしいぉ」

僕は、びっくりした。

入れただけで、喜び泣いてくれるなんて、思ってもいなかった。



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