なにげな言葉

なにげない言葉を あなたに伝えたい
迷宮・緑柱玉の世界の独り言

【蛇信仰】

2003-05-29 | ガイアの頭脳
、蛇を信仰する宗教の話。
キリスト教で異端として弾圧された分派は数多くあるのですが、その中に
「拝蛇教<オフィート>」があるのです。
これは、聖書の蛇は人間に「善悪を知る」ことを教えた事は有名ですよね。
「あなた方は決して死ぬ事はありま無いでしょう。
 それを食べると、あなたがたの目は開け、神のように善悪を知るものとなる事を
 神は知っておられるのです。」
<創世記、第三章 第4節・5節>
ここからはじまる宗教です。
むしろ「神」は人間を無知のまま「恥」さえも教えずに閉じこめていたのだから、
神よりは蛇の方が人間にとって感謝すべき存在であるという発想の宗教です。
旧約聖書を信仰するユダヤ教内では、モーセが青銅で蛇を作って崇めたことからはじまるそうです。
もちろん、淫祠邪教であるとして弾圧を受けたわけです。
今では消滅して、存在を証明する証拠は残っているが、正確な内容はわからない。
しかし、少なくとも記録に残るほどの勢力になったからには、相当の支持を得たとみるべきなのかもしれないです。

緑柱玉が先日書いた、林檎を食べ恥とともに、苦痛、快感を手に入れた。
同じ書物を信仰の元にしても、解釈の違いがある。
どれが正しいとは、人は言えないだろう。
神さえもさまざまな見方が出来る。

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