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【近親相姦】

2003-04-12 | ガイアの頭脳

基本的に、近親相姦は禁止している。

それは遺伝上でもよくない。

モラルという点でも非としているが、それは今の社会の

大方の意見であって、すべてが禁止されているわけではない。

かのインカ帝国では、純粋な血を残すため、近親相姦を認めていたという。

エジプトのクレオパトラは権力のため、弟と結婚している。

政治などの権力が絡むと、近親相姦に近いものが、行われている。

父系を重んじる権力では、兄弟と結婚を認めたり、

父親が、娘に後継者を生ませることもあった。

反対に、父親の証明ができないとされる場合、母系を重視し、

姉妹との結婚により、家系維持をしたところもある。

一番多いのが、父親による娘との近親相姦。

幼少期、オムツ変え、身の回りの面倒を見なかった親が、

急に娘の体に興味を持つそういったケースが多いらしい。

そして昨今の離婚率の増加は、離婚後近親相姦へと進むケースもある。

近親相姦を思うことは非ではない。

しかし、親と子の間にある恥部が欠落してしまい、人とのコミュニケーションが

うまくいかなくなる。

親の前での恥ずかしがる行為は、精神構造成長には欠かせないことであり

その欠落は、一生欠落したまますごすものが多いという結果だ。


そして、罪となるのは、受け入れた子供は、男であれ、女であれ、

親の行為を受け入れないと、ヒステリー、暴力を振るわれてしまうということだ。

罪悪感を持ったまま、ずるずると続くことも多い。


強いタブー意識をもたせることのより、欲求を抑えようとする働きがあるのかもしれない。

近親相姦は、重罪である。

時に死に値する。


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