雨 降り続いてますね。
この地域も、その後「大雨」と思われる雨は降ってないのですが、
山肌からは、今まで見なかった湧水が流れ出し、支流の沢もまだ勢いが衰えて
いません。
少し安心材料と言えば、梓川の本流の水かさが30cmほど下がりました。
しかし予断は許しません。
山肌に含んだ水が、思わぬいたずらをしたり、河川が路肩を削って道路決壊
を起こしかねません。
今朝の新聞記事が、がけ崩れの実態を報道してました。
これが、全国版で報道された訳ですね。
記事中にも書いてありますが、中の湯交差点から松本より400mとなってますよね。
土砂崩れの写真の向こう側に見えるのが、スノーシェッド(ロックシェッド)ですから
現場は 昔中の温泉湯旅館の露天風呂が川向こうにあったところ・・・と言えばばお分かり
いただける方いらっしゃるのではと思います。
平成7年に、川の中で「水蒸気爆発したところ」とも言えます。
上高地内に足止めされたお客様も無事下山(脱出)出来て安心です。
こんな映像が映されながら、「上高地」と出れば、それは皆さん心配しますよね。
「大丈夫ですか?」はもちろん・・・
「孤立ですか?」・・・とまで。
ご心配本当にありがとうございます。
孤立でもありませんし、土砂災害被災も有りません。
一部書きましたが、断水も早いうちに復旧し さらに関係者の努力で
今日(10日)。温泉も復旧しました。
やはり、温泉はいいもんですよ。
そして朗報?です。
今後の、道路状況の事ですが。
今日、関係者が集まって決められた被災箇所の予定です。
・15日から片側交互通行で走行できるよう作業を進める。
・当面の間、夜間は通行止めとする。
・降雨等で開通が遅れる場合はある。
以上の報告を受け、アルピコ交通は 新島々~上高地線を15日より
バス運行再開する予定で進めてまいります。
と言うことで、何事も無ければ15日(水)から、上高地へ行けそうです。