人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

[ぬばたま]が秋の終焉を知らせてくれます。

2014-10-31 18:49:23 | 日記
今日は汗ばむほどの良いお天気でした。

秋の一日の遅れは10日の遅れ。又土方を殺すには刃物は要らぬ、雨の十日も降ればよい。と
昔の人は言いました。今日の日を逃しては明日から天気崩れるので
夫にお願いして少しばかりの植木雪囲いや外仕事すべてやってもらいました。

[仕事終わってからお昼にするから、先に食べていいよ]と言われたので
夫に冷凍していたとうもろこしを蒸し、およね饅頭とドリンクで一服を出し
仕事してもらいました。




家の周りを綺麗にして雪を待ちます。雪が消えても綺麗なので気持ちがいいですから。

私の仕事はまだ花が咲いているのでもう少し先延ばしです。

キクの花を玄関に飾ろうとして花を手折っていたら[緋扇の花]が黒い実に成っていました。
[ぬばたま]です。



万葉集の[枕詞]に使われているとか。

★[ぬばたまのその夜の梅をた忘れて折らず来にけり思ひしものを]

意味-- 黒髪が白くなって年をとっても、せつない想いに出会うこともあるのです。
  [ぬばたま]を女性の黒髪に譬えて詩われている様です。

大伴旅人が都に発った時に、沙弥満誓(さみのまんせい)が大伴旅人に贈った歌なそうですよ(ネットから)
  
   ネットのお陰でこれからは檜扇の花の黒い実を見る視点も変わるでしようね。


明日以降は我家のキクの花・沿道で見つけたキク・ご近所さんのキクの花を投稿しますので
覗いてみてください。

コメント (12)
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