政府に尖閣諸島防衛への覚悟を問ふ
中共政府が、自らの海警局に対して、自国領海において不法操業等を行ふ外国船に対して武器使用を認める法律を成立させたとの報道があつた。中共が言ふ自国領海とは尖閣諸島を意図してをり、連日の領海侵犯がそれを如実に示してゐる。以前にもわが国漁船が追尾されたこともあり、海上保安庁巡視船に対してもわが国領海を侵犯してをり退去せよとの言明が頻繁に行はれても来た。
政府は、「遺憾に思ふ」との抗議表明を行ふのみであり、何ら対抗措置を講ずることもなく、その怯懦は中共から小馬鹿にされてゐるのが現状である。環境調査のため公務員を派遣するとの政府発表はあつたが未だ行はれてゐない。中共は着々と既成事実を積み重ねてをり、虎視眈々と占領の機を窺つて国際社会への広報を行つてゐる。
自公政府は中共海警船の武器使用といふ軍事行為に対してどう対応するのか。領土防衛への覚悟を問ふものである。
令和二年十一月六日
維新政党・新風