東京都議選と待機児童問題について。- 2013.06.13
横浜市「待機児童ゼロ」のカラクリ ゲンダイオンライン
横浜市 待機児「ゼロ」を考える(しんぶん赤旗)
>民間による保育所整備の手法として(1)法人所有地による整備(2)市有地の無償貸与(今年度から有償)(3)ビルのテナントを借り上げ内装整備―の三つがあります。(1)(2)では株式会社には整備費補助は出ませんが、(3)では補助が受けられるため、横浜市では園庭のないビル内の企業園が次々とつくられました。
保育士の入れ替わりも激しく、開園して半年で半数以上の保育士が退職したという園が複数あります。
>子どもをつめこみ
二つ目は、定員拡大や弾力化、面積基準の引き下げなどによる子どものつめこみです。
>定義変え数合わせ
三つ目が、待機児童の定義を変え数合わせをしていることです。
市独自の横浜保育室に入所できたり、育児休業を延長したりした場合は、待機児童には含みません。
さらにこの定義を少しずつ変え、意図的ともいえる「待機児童数減らし」をしました。
>「横浜方式」全国拡大狙う
安倍首相が視察
安倍首相は21日、横浜市にある株式会社立の認可保育所を視察し、「横浜方式」を全国に広げ「5年間で待機児童ゼロを達成したい」と表明しました。
安倍氏は、「民間参入には(慎重な)議論もあるが、ニーズを受け止めて対応するサービスの面では優れている面もある」などと述べ、横浜市を「成功例」だと宣伝し、慎重論の強い企業による保育所経営を一気に推し進める構えです。
ゲンダイに見出しだけあったので気になったら、赤旗にそのカラクリが載ってました。
ゲンダイには劣悪な環境の保育所を保護者が断れば、それは待機児童としてカウントしない「カラクリ」だと書いてあるようですが、まあ上の「園庭のない保育所」や「待機児童自体の定義を変える」にも当てはまる事ですね。
つまり、これは保護者にとっては非常に迷惑な「名ばかり待機児童ゼロ」といえそうですね。
こんなのが推し進められたら、子どもにとっても悪影響出ますね。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年5月21日(火)
