昔、大阪の平野区にカプコン直営のゲームセンター、「アクティ24」というのがありました。家から自転車で1時間半もかかるような遠いところだったのですが、当時カプコンのゲームが大好きだったので、日曜日になるとわざわざ「アクティ24」まで出かけていたような気がします。
その頃のアクティは「虎への道」、スト2の前作にあたる「ストリートファイター」が置いてありました。さすがカプコン直営と思わせたのは手書きのインストがあった事ですね。
「虎への道」の手書きインストは、他のゲーセンのインストのイラストと全く同じものだったような気がします。下書きバージョンだったのでしょうか、色鉛筆のようなもので色が塗ってあったのを覚えています。すごい感動して欲しいと思いました。
(そういえば、昔、セガの直営ゲーセン”ハイテクセガ”で「大魔界村」のポップがどうしても欲しくてハイテクセガの店員に「これください」と言って運良くもらえたことがありました。すごいうれしかったです。当時の店員さんありがとうございました!)
その頃私は中学生でしたので、たいしたお小遣いを持っていたわけでもなく、「虎への道」を一回プレイ(50円!)して満足して帰っていったように思います。
当時のカプコンのゲームって「魔界村」などを除いて「トップシークレット」などのマイナーなゲーム(売り上げの上がらないもの)はゲーセンからすぐに姿を消していました。しかし、アクティ24はカプコン直営のゲーセンのため、マイナーなものもいくつか置いてありました。これがうれしかった!(いまや幻の「あした天気になあれ」とかいうコミック原作のゴルフゲームもありました・・・。)
他にもポスターを売っていたりしてました。「ストリートファイター」のポスターは1枚500円で買った記憶があります。あと、ポイントカードなどもあって、5回か10回通うと、グッズがもらえたか、ゲームが1回タダになったような気がします。(はっきり覚えていません)
アクティの駐車場でカプコンの営業の人に「虎への道」のチラシを貰ったこともあり、その時はすごくうれしかったです。(ただのチラシなんですが)今ではとてもいい思い出です。
それにしても当時のカプコンのゲームは難しかったですね。インカムを上げるためなんでしょうが、「ガンスモーク」なんて尋常じゃなかったですね。初プレイ時、30秒くらいでゲームオーバーになりました。
今、「アクティ24」はもう存在してないと思われます。なのでちょっとした情報でもネットに残せればと思って書いてみました。
※そういえばアーケード版「戦場の狼」のデモに出てくるカプコン本社の住所はアクティ24のすぐ近所の住所だったような気がします。(ひょっとしたら同じかも・・・?)