Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

ホイールのことを考え出したら、時間とお金がいくらあっても足りない罠について。

2008-06-28 00:11:39 | クルマ

もはや慢性的に、「ロドスタを16インチにしたい」という願望から逃れられない。

もしかしたら、デミオも16インチがいいのかも知れない、ということも思っている。


とりわけデミオでは、大きなホイールのほうが似合うだろう。
見た目だけについて言えば。




ヤフオクだとか、その他中古ホイールを色々検索していると、いろんなのが星の数ほどあって、


いいなー、と思うのも結構出てくる。



そりゃ、エンケイのRPF-1はカッコイイのに新品でもお買い得な感じだし、


スポーツテクニック MONO10 visionをデミオに履かせたら、アウディっぽくなれるかな?と妄想だってしたし、

OZのウルトラレッジェーラなんて、ウルトラレッジェーラなのに下位モデルの「スーパーレッジェーラ」として中古で出てれば、その割安感に思わず衝動買いしてしまいそうにもなった

気にとめていなかったKYOHOやエーテックのホイールにも、中にはわりとシャープな軽量ホイールもあって、財布に優しいし、


VOLKのCE28NやRE30はいくら高くても、その対価に見合うルックスと軽さを両立している、はず。







やっぱりホイールは、軽さがあまりにも重要だと思う。

ホイールを軽くすることは、クルマ全体の軽量化と、ボディ側を相対的に重たくすることを同時に達成する。

走りと乗り心地を同時にアゲる、唯一の策でさえあるのではないだろうか。







15インチのグラムライツを履いている。
RAYSの鋳造軽量ホイールだ(一応;)


ロードスターには、中古ではあるけど(これも一応)15インチのVOLK RACING   TE37。
RAYSの鍛造軽量ホイールだ。



インチアップを計れば重量増は逃れられない。


重量が上がるうえ、タイヤの扁平率は下がるのだから、乗り心地(突き上げ)の悪化は、避けられないことなのだろう。

加減速のキビキビ感も薄れるはずだ。



そう考えると、やはりインチアップとは何なんだろう・・・と思う。



もちろん、得られるルックスの向上は捨てがたい。


けれども、走りに関してはスポイルする点しか思い浮かばない。




ハイパワーなクルマは、より高いグリップ力とタイヤ剛性を求めるだろう。
高い剛性のシャシーを持って、しなやかなサスペンションが組み合わされて、より大径なホイールを履きこなすのだろう。

そのことは、素晴らしい。


だから、新型のセダンが、スポーツカーが、標準で17インチ、18インチを履くことは、素晴らしい性能を物語る要素だ。



けれども、だからってそれじゃあ17インチのホイールを履かせたらそれでいいのか?って話じゃない。

その器がないクルマに、17インチだ、18インチだって、履かせたって、

乗り味はヒドいものだろう。





そのような感覚を、既にデミオクラスでは16インチでさえ抱いてしまうのだ。


もちろん、メーカー装着の16インチなのだから、それなりのセッティングをしたうえで、16インチを履きこなしているのだろう。
けれどもそれは、あくまでも「16インチを履くため」のセッティング、最初から「16インチありき」での味付けの変更、言うなれば16インチ化によるネガを感じ取れないように、消し去るためのセッティング・・・


という風に思えてならないのです。


20年前のクルマに比べて、ボディ剛性が上がった。重量も増えた。トレッドもホイールベースも広がった。
けど、だからって1トン少々の1500cc車が、R32のGT-Rや、初期型のFDと同じ径のホイールを、どうして必要なんだ?

と考えてしまう。

履きこなす性能は得たかも知れない。

けれど、最初から本当にそんな大径必要なのか?といえば、絶対にNOだ。



そう思えてならない。

16インチの標準ホイールを履いたデミオ・スポルトを運転したことあるけど、実際にはそれほどの違和感はない。






16インチにしたいけど、

ただやっぱり、やるんなら、とびっきり軽量なホイールを組み合わせないと、納得できないだろうな、と思うんです。

もはや乗り味の問題じゃないんです。

クルマに辻褄が合わないと思うんです・・・;




ロードスターでも、似たことを思う。

結局は、何を優先するか、だ。