Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

軽自動車の肥大化

2012-02-08 23:51:14 | Weblog


TPPに反対するアメリカの自動車業界が、交渉入りを前に、日本の軽自動車枠の撤廃など規制緩和を求めてきた、とのニュースがありました。

笑っちゃう話というかw

自分らの作ってる車見てから言え!ってw

べつにいいじゃんか、アメリカ車も税金安くしてやれば。

どうせ売れないからw

俺はアメ車は好きだけどね。
好きなことと、売れるかどうかは別でしょw



ただし、この話とは別で、軽自動車枠というのは、実に無駄なものだと思いますよ。

無駄というか、むしろデメリットも多いと思うのです。

軽自動車の年間の自動車税は、7200円。
同じような大きさの1300ccの車は、34,500円ですよ。
一番ちいさなパッソ(1000cc)でも、29000円だか、。

軽の安さ、おかしいでしょ。


軽自動車は、戦後間もない頃は、国民への普及を目的とした特別措置みたいなものだったそうだけど、
今や自動車は普及しきっているし、不公平感が残る。


軽自動車税を上げろ、とは一概に言えないかも知れない。
自動車全体の税制を見直すときなのかも知れない。

ただ、その大きすぎる差は、撤廃すべきだろう。


軽自動車は、つまりエンジンが660ccで、フィットやヴィッツの半分の大きさのエンジン。
これで、重量は1000kgを超えるものまで登場してきている。
後席ドアはスライドドアで、だからペラペラの形状で、それなのにBピラーが無いっていうのだから。

それで子供の乗せ降ろしが楽ですよ~、って

そんな甘い文句ばかり投げかけて、

ひとたび事故にあったときのこと考えたら、恐ろしくて子供なんて乗せられない。って俺は思う。



1トンの重量で、マトモに走らすためにはターボは不可欠で、だけどターボのついた軽なんて普通の2000ccの車くらいの燃費。
そんなのおかしいと思う。

そんな過酷な規制と規格の中で無理に作るから、開発コストのハンパない高さ、という呪縛。

でも、作って売り続けるしかない。
売れるから。

優遇税制のためだけに、バカ売れするから。
皆買うから。



税制を大きく優遇するからには、もっと燃費基準を厳しくするとか、
安全性のハードルを下げた基準を設けないとか、
高速道路は禁止するとか、60km/hでリミッター効かせるとか、

そのくらいするなら、筋は通るかもしれない。

そんなこと今更出来ないだろうけど、

でもそれなら、税金は大きく優遇すべきじゃないな、って思う。



まぁ、具体的には、ダイハツタントやスズキのパレット、そして最近登場のホンダN BOXなど、
どんどん大型化する軽自動車について、余計に強く思うのだ。


ミライースなどの、旧来の軽自動車の魅力を磨きなおすような車が登場する一方で、より大型化、高額化するモデルも登場する、いわば二極化。

なんか、おかしいよなぁ。


ならば、中間の規格というか、2段階の規格を作るのはどうだろうかね。
NAエンジンで800kg以下の小さな軽は、従来どおり。
800kgを超えて、ターボエンジン、本体140万円を越えるような「カスタム」とか「RS」とかグレード名がつくようなやつは、
18000円くらいにしてやっても、

誰にもバチが当たらないんじゃねえ?