シリーズ第13弾。大森署から神奈川県警刑事部長に栄転した・竜崎伸也のもとに、著名な小説家・北上輝記が小田原で誘拐されたという報が舞い込む。
犯人も目的も安否もわからない中、竜崎はミステリー作家・梅林賢の助言も得ながら捜査に挑むことに。劇場型犯罪の裏に隠された、悲劇の夜の真相とは。
私利私欲とは無縁で、鮮やかさ、爽やかさ、清々しさの国家公務員。竜崎。
登場する捜査協力者であるミステリー作家は著者今野自らを重ねて書かれているのかな。いつもながら会話形式の展開は読みやすく痛快感一杯で読了。
2024年1月新潮社刊
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