読書備忘録

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映画「オデッセイ」

2016-02-06 | 映画
2015年アメリカSF映画。原題「The Martian」リドリー・スコット監督作品 
アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を映画化。
火星の地上で有人探査の作業中砂嵐にあい、独りぼっちで火星に取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニー(マット・デイモン)。
仲間たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。
奇跡的に死を免れていたワトニーは、酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料は31日分という絶望的環境で、
4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと
極限状態の中でも人間性を失わず、地球帰還への希望をもって生き続けるためなんとジャガイモを栽培し、さらに酸素までもを作り出す!
なんと明るく前向。あらゆる手段を尽くしていく。
あくきな姿勢を見せるワトニーの素晴らしいところは決して『諦めないこと』絶望的状況の中、
過酷な現実を直視しながらも“生き延びる”事を諦めないその姿に思わず拍手。
サバイバルを緻密な科学描写とともに描いた感動映画でした。
それにしても、地球に居る輩はワトニーを救助することよりも政治・経済効率を優先す姿にガッカリだったが、
中国の宇宙当局が協力するあたり今の現実では出来ていないのでそうあってほしいと思った。
自分がそんな状況に置かれたらきっと何も出来ず飢え死にだなぁ~。

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