2024年米SF映画。原題「Kingdom of the Planet of the Apes」ウェス・ボール監督作品 。
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾。
今から300年後の世界。猿が進化を遂げる一方、かつてこの惑星の支配者だった人間は退化し、まるで野生動物のような存在になっていた。そんな中、この惑星の命運を大きく変える可能性をもつ人間「ノヴァ」(フレイヤ・アーラン) が出現する。一方、帝国の冷酷な独裁者であるプロキシマス・シーザーによって故郷の村を滅ぼされ、家族や友と離れ離れになってしまった若き猿ノア(オーウェン・ティーグ)は、旅の途中で出会った年老いたオランウータンのラカ(ピーター・メイコン)から、猿と人間の共存についての昔話を聞かされ、ラカがノヴァと名付けた人間の女性と出会う。やがてノアは、ノヴァと共に巨大な帝国を築くことを目論む独裁者プロキシマス・シーザー(ケヴィン・デュランド)に立ち向かう。プロキシマスは逃げ出したある秘密を抱かえたノヴァを追っていた。ノアが出会った人間の女性に隠された秘密とは・・・進化は本当に彼らを選んだのか?
過去に観た傾いた自由の女神の映像の衝撃、着ぐるみの演技から猿芝居と馬鹿にした気分の鑑賞姿勢が、今のVFXの技術が凄い映像に吃驚。それなりにストーリーも納得のいくものになっていてオラウータンの猿に感情移入も可能。全て自分の物にしようとする人間。相変わらず覇権を狙い争いが起きて、力による支配が横行 する今と変わらない世界が描かれ続編が期待できる出来に暫し猿の惑星が楽しめた。
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