読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

福田和代著「ゼロデイ 警視庁公安第五課」

2016-02-03 | は行
治安が悪化する日本に誕生した本格テロリスト集団“クーガ”に、警察が立ち向かう。
警視庁の犯罪情報管理システムが、テロリストによって破壊された。
警視庁公安第五課の寒川誠警部補は、警察庁から配属された新米エリート刑事の丹野隼人と共に捜査にあたる。
そんな時、五人の大手企業幹部たちに、テロリスト集団から脅迫状が届く。信頼も友情もなく、犯した罪の鎖のみで繋がっている彼らは、
警察に届け出すこともできないまま私的ガードマンや外国資本の警備会社のブラックフォークとで対抗しようとするのだが。
やがて、一人は行方不明になり、もう一人は拉致される。
真相を探る二人の刑事と、テロ集団との緊迫した攻防駆け引きが読みどころなのだが後半はなんか中途半端な感じでリアルな現実感がなく、
人物像も描き方が浅く感情移入できぬまま読了。丹野はいった五何だったの?
これは近未来の日本なのか?
2015年3月幻冬舎刊


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