読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

福田和代著「梟の胎動」

2023-12-15 | は行
忍者の末裔にして、眠らない特殊体質をもつ「梟の一族」続編、一族の住む里が、一夜にして焼き落ちて壊滅に追いやられた事件から4年後、史奈は東京の大学生になった。一族を襲う奇病・シラカミを研究する父、陸上競技に邁進する長栖兄妹のように、己の生きる道を見つけられずにいた。ある夜大学の図書館からの帰る史奈を付け回す者たちが現れたりするそんな折、〈梟〉の力を借りたいと、ある競技の遺伝子ドーピングに関する調査依頼が舞い込む。その裏に渦巻く姑息な陰謀の臭い。新たに出てきた狗の一族集団、ハイパーウラマというドーピング制限なしのスポーツの開催。長い夜が明け、梟の新時代が始まった・・・。どうなるかと期待の中途中で終わる展開で第3弾の続編「梟の好敵手」に続く。
2023年10月集英社刊


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蔵王山 | トップ | 中山七里著「殺戮の狂詩曲」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

は行」カテゴリの最新記事