読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

幸田真音著「 eの悲劇 」

2008-12-16 | 幸田真音
「e」とはeコマース(電子商取引)に代表される新しい経済を象徴するように、
e からはじまる文字が配されたビジネスのこと。
外資系の証券会社で大きな損失を出した失敗がもとで会社を辞め妻子とも
別れた50過ぎの警備保障会社のガードマン「篠山孝男」の物語。
4篇の物語がそれぞれ経済小説ともサスペンス風に書かれており
当時大騒ぎして今では懐かしい Y2K問題を
からめて扱った「2000年のシグナル」 など面白い。
昔、NHKのTVドラマ 「男たちの旅路?」のようで哀愁漂うガードマンがいい。
2001年 講談社刊



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 有川浩著「ラブコメ今昔 」 | トップ | 幸田真音著「 投資アドバイザ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

幸田真音」カテゴリの最新記事